アトム4(2018)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 19:24 UTC 版)
「アリエル・アトム」の記事における「アトム4(2018)」の解説
2018年、アトム4をグッドウッドにて発表。生産は2019年から年間100台前後としている。 最新のシビックtypeRのエンジンを搭載し、見た目はほぼ変わらないものの、シャシーから再設計されている。アリエル社自身により「アトム3.5から引き継がれたパーツは燃料キャップとクラッチペダル、そしてブレーキペダルのみ」とアナウンスされている。全長は3520mmに拡大。ホイールベース2390mm、トレッドは前後1600mm/1615mm。エンジン最高出力は320馬力/420Nmとなり、パワーウエイトレシオは標準モデルで2kgを切る(1.86kg/Bhp)。(ECUと排気のオプションにより、350馬力まで出力を上げることも可能である。) シャシーパイプの大口径化、タイヤの大型化、高剛性化、ターボの標準化、低重心化、サスの再設計(アンチダイブ・アンチスクワットを導入)によるジオメトリの改善、2000年以来はじめてCFD(数値流体解析)を用いた空力設計を行っている。 また、全方位からの50kmクラッシュテストに耐えるとされ、欧州での車両規格をパスすることを前提として設計された。 車重は595kgと約45kg増大。主にタイヤの大型化とシャシーパイプの大口径化によって車重が増加したと思われる。 0-100km加速は2.8秒。0-160km加速は6.8秒、最高速260km。 topgear テストトラックでのタイムは1:16.0。 英AUTOCAR誌、31回目と32回目の”Britain's Best Driver's Car”を2年連続受賞。BBC TopGear Magazine ”Lightweight of the Year 2018”受賞。
※この「アトム4(2018)」の解説は、「アリエル・アトム」の解説の一部です。
「アトム4(2018)」を含む「アリエル・アトム」の記事については、「アリエル・アトム」の概要を参照ください。
- アトム4のページへのリンク