アイテム・能力関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 16:35 UTC 版)
「かくりよものがたり」の記事における「アイテム・能力関連」の解説
天璽瑞宝十種(あまつしつしのみずたからとくさ) 日本神話において饒速日命が地上に降りる際、天の神より授ったとされる十種類の宝。半数が行方不明とされる。 蛇比礼(おろちのひれ) サルタヒコの瑞宝十種。無限に伸びる注連縄。怨霊を捕縛するために使われる。通常は怨霊の十方位を縛る。 死返玉(まかるかへしのたま) タケミカヅチの瑞宝十種。巨大な2つの勾玉。詳しい能力は謎であるが、蛇比礼を跳ね返す力があることは作中で描写されている。 奥津鏡(おきつかがみ) 咲夜の瑞宝十種。錫杖。元々は咲夜の祖母が所有していた。本体には「奥津鏡」と書かれている。咲夜自身は「プリセンス・ナイトブラッサム マジカルスティック5(ファイブ) GOGOGO」という名前を付けている。 お力(おちから) 特定の女性=「姫」にしか使えない能力。自らの寿命(魂)を削って、怨霊を浄化したり、死者を黄泉返らせることが出来る。そのため、お力を持つ者(姫)は黄泉返ることができない。 太古より清らかな心の持ち主に宿ってきた力である。しかし、世界中に適任者がいなかった場合、お力は姿を隠してしまい、人間は怨霊に対抗する術がなくなる。そのために数千・数万人が犠牲になった時代があったという。 死後3日以内であり、死体の損傷が少なければ、黄泉返らせることが可能。世界中の要人で長生きしている者が多いのは、姫によるお力のおかげである。それゆえ、姫の権威は非常に高い。 死者を黄泉返らせる方法は、姫が地面に幽界への入り口を作り、そこへ腕を入れて、霊に黄泉返りたいかどうかを問う。霊が同意して腕に掴まると一気に引っ張り上げ、霊と死体が重なることで生き返る。ただし、特定の個人を黄泉返らせる場合、生前の名前が判らないと、言霊の力で魂の居場所が突き止められない。また、力を使うと気絶してしまう。 ワタの場合は、怨霊を幽界から黄泉返らせるためにお力を使う。その際、幽界へ腕を入れると、痛みを伴ううえに肉が溶けて骨が剥き出しになり、黄泉返らせた後は気絶する。損傷した肉体は、気絶後、そのまま数日間眠り続けることで再生する。お力を使うほど肉体の損傷が激しくなり、再生にはより時間がかかる。また、怨霊の名前が判らないと言霊の力が発動せず、黄泉返らせることができない。 また、怨霊に浄化の光を浴びせて御霊にする力もある。事実上、怨霊はこの力以外では倒せない。アメが怨霊を浄化する際、肉体に起こる加齢数は、低俗霊で3ヶ月、上級怨霊で5ヶ月ほどとされており、大怨霊についてはまだ判明していない。 怨霊使い(おんりょうつかい) 「怨霊には怨霊」という方針で、怨霊を駆使し退治する者。
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