横利根閘門
名称: | 横利根閘門 |
ふりがな: | よことねこうもん |
名称(棟): | |
名称(ふりがな): | |
番号: | 2381 |
種別1: | 近代/産業・交通・土木 |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
指定年月日: | 2000.05.25(平成12.05.25) |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 所 |
代表都道府県: | 茨城県 |
都道府県: | 茨城県稲敷市西代地先 |
所有者名: | 国(国土交通省) |
指定基準: | (二)技術的に優秀なもの (三)歴史的価値の高いもの |
管理団体名: | |
管理団体住所: | |
管理団体指定年月日: | |
構造形式: | 閘室(両岸防舷材を含む)一所 閘頭部(門扉四枚、ラック棒四本、給排水扉二枚、給排水扉開閉装置一基を 含む)二所 閘門外擁壁四所 |
時代区分: | 大正 |
年代: | 大正10(1921) |
解説文: | 横利根閘門は,利根川と常陸利根川を結ぶ横利根川の南端,利根川との合流点近くに位置している。 横利根閘門は,水位調節時の停船場となる閘室と,その両端で門扉を収容する閘頭部からなる。明治33年から昭和5年にかけて行われた,内務省直轄の利根川改修工事で建設された。工事は中川吉造を中心に進められ,大正3年8月に起工,大正10年3月に竣工した。以後,横利根川や,霞ヶ浦沿岸地域の治水,及び利根川流域の舟運発達と地域経済の活性化に大きく寄与した。 横利根閘門は,利根川改修工事における,代表的土木構造物の一つである。設計及び施工の水準が高く,我が国で最大級の規模を持つ煉瓦造,両端を内開きと外開きの二重の門扉とした複閘式閘門である。土木技術史上,煉瓦造閘門の,一つの到達点を示す遺構として,重要である。 |
- よことねこうもんのページへのリンク