なのはな学園の家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 03:53 UTC 版)
「やったねたえちゃん!」の記事における「なのはな学園の家族」の解説
三柴練司(みしば れんじ) たえ子を預かる児童養護施設「なのはな学園」の園長。たえ子の現保護者。菊香からは「ジジィ」と呼ばれる。以前の職業は非合法稼業で、「殺し屋狩り」を行っていた「人斬り練司」として名を馳せていた。小学生の頃のたえ子の6と描かれたタトゥーを見たところをたえない子によって性的虐待と誤解され、右足首を斬られるが、冷静に斬られた足首をアイスペールに突っ込み、止血をして挑む。たえない子に押されながらも途中までほぼ対等な勝負をしている。たえない子も三柴が不利になりながらも峰打ちや実弾ではなくて麻酔銃を使用しているところを見て敵ではないと判断した。この一件により足を悪くしたために杖に仕込まれた刀を武器にする。足が悪い中でも自動車は運転でき、たえ子が暴走した際にはGPSで追跡している。菊香を助けに来た際にも超人的な運動能力を発揮して次々と角川組の組員を殺害する様はノブをして「何が引退だ。鬼強いじゃねーか」と言わしめた。20年前の妻や娘と一緒に写った家族写真を部屋に飾っている。たえ子の母親の顛末やたえ子のタトゥーの謎はある程度調べているような節がある。名古屋弁を話す。 西嶋菊香(にしじま きっか) たえ子が入所する以前から「なのはな学園」で生活するポニーテールの茶髪が特徴の富良葉中学の女子生徒。2年2組に在籍する活発なたえ子の同級生。通称「キッカ」。勉強は苦手だがMMAの使い手で身体能力に長け、たえ子をいじめる男子にキックや鉄拳制裁を加えたり、裁縫が苦手ながらコロちゃんを縫い直すなど正義感溢れる性格。生後すぐに両親に棄てられたために親との記憶が一切ない。三柴の秘密を知った上で一方的に相棒を自称し、覚醒後のたえない子が関わった事件の後処理を手伝う。たえ子のことは家族として大切に思いながら、たえない子に対しては小学生の頃に三柴を殺そうとしていたところを目撃してから強い怒りを抱き、何度も挑戦するが勝てない。もっと強くなって、たえ子からたえない子を追い出す決意をしている。三柴のことは「ジジィ」と呼びながらも親同然に慕っており、三柴の足を悪くした原因であるたえない子とたえ子の間で葛藤がある。三柴の誕生日のプレゼントの際、たえ子が無邪気に「杖をプレゼントしたら?」という提案をしたことに感情が爆発してしまい、一人になったところを鬼怒川一郎とその舎弟に襲われるが、靴のつま先に仕込んだナイフの刃を用いて抵抗した。しかし一郎の圧倒的な力の前に結局誘拐されてしまった後、三柴によって助けられる。
※この「なのはな学園の家族」の解説は、「やったねたえちゃん!」の解説の一部です。
「なのはな学園の家族」を含む「やったねたえちゃん!」の記事については、「やったねたえちゃん!」の概要を参照ください。
- なのはな学園の家族のページへのリンク