その他のペット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:05 UTC 版)
「ハリー・ポッターシリーズの魔法生物一覧」の記事における「その他のペット」の解説
アラゴグ(Aragog) 声 - ジュリアン・グローヴァー 日本語吹き替え - 益富信孝 ハグリッドが禁じられた森で飼っているアクロマンチュラ。かつて「秘密の部屋」に封印されたバジリスクをトム・リドルが解放した際、天敵の存在を蜘蛛の本能で察知してハグリッドに訴えていた。第2巻では「秘密の部屋」事件について調べるハリーとロンに手がかりを与えるが、ハグリッド以外の人間を餌と認識するために子蜘蛛たちにふたりを襲わせ、危うく殺しかける。第6巻で老衰のため死亡し、ひそかに埋葬される。 アーノルド(Arnold) ジニー・ウィーズリーが飼う紫色のピグミーパフ。 スキャバーズ(Scabbers) ロンの飼うネズミ。もともとは兄パーシーのペット。一時期ハーマイオニーのペットであるクルックシャンクスに食べられたと思われ、ハーマイオニーとロンの仲が険悪となる。正体はピーター・ペティグリュー。 テネブルス(Tenebrus) 禁じられた森で初めて生まれたセストラル。 トレバー(Trevor) ネビル・ロングボトムの飼うヒキガエル。よく逃げ出す。教授陣が講義の際、よく実験台にする。 ノーバート(Norbert) ハグリッドが「ホッグズ・ヘッド」で見知らぬ男(クィリナス・クィレル)から譲り受けた、ノルウェー・リッジバック種の赤ちゃんドラゴン。のちにルーマニアでドラゴンを研究しているチャーリー・ウィーズリーの下に送られる。雌であることが判明してからはノーベルタ(Norberta)と呼ばれる(判断基準は凶暴であるかどうかである)。 バックビーク / ウィザウィングズ(Buckbeak, Witherwings) ヒッポグリフ。ハグリッドが受け持つ「魔法生物飼育学」の授業でハリーを認めてその背に乗せ、ホグワーツ周辺を滑空するが、自身を侮辱したドラコを爪で切りつけ、処刑されそうになる。逆転時計を使ったハリーとハーマイオニーによって救われ、シリウスを乗せ、逃亡する。 第5巻では、ブラック家で生活する。第6巻では、シリウスが死亡したためにハグリッドのもとに戻ることになるが、安全のために「ウィザウィングズ」という名で呼ばれる。第7巻では他のヒッポグリフを引き連れ、ホグワーツ防衛隊に加勢する。 ビンキー(Binky) ラベンダー・ブラウンの飼っていた赤ちゃん兎。狐に食べられたらしい。 フォークス(Fawkes) ホグワーツの校長室にいる赤と黄金のとても美しい不死鳥。一般にはダンブルドアのペットと認識されているが、公式では「ダンブルドアに忠実」と説明されるだけで、ダンブルドアとの実際の関係は記されていない。第2巻ではハリーが蛇のバジリスクと戦っているときに組分け帽子を持ってきたあとで、バジリスクの眼をくちばしで突ついて潰す援護をし、決着後にバジリスクの牙の毒で傷ついたハリーをその涙で治癒する。さらに、ハリー、ロン、ジニー、ギルデロイ・ロックハートをぶら下げて秘密の部屋から校長室まで驚くべきスピードで飛ぶ。第5巻ではヴォルデモート卿がハリーに放った死の呪いを丸呑みにしたと同時に炎に包まれ燃え尽き、その後は灰の中から生まれ変わる。第6巻でダンブルドアが死亡した際、悲しみの唄を歌ったあとにホグワーツを去る。 かつてオリバンダー老人に尾羽を提供し、この羽をもとにヴォルデモートとハリーの杖が作られた。
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