その他のベヒモス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/01 05:49 UTC 版)
小説やゲームなどの創作物における怪物やモンスターの名前に流用されることが多いが、対のレヴィアタンと比べると頻度も低く、統一的なイメージは少ない。また、その名称も様々な呼び名(ベヒモス、ビヒモス、ヘビーモス、ベヘモット、バハムート)が用いられ、これもまた統一的なイメージが少ない。特にバハムートの名称が使われる場合には『ファイナルファンタジーシリーズ』や『ダンジョンズ&ドラゴンズ』によってドラゴンの姿がイメージされる場合がある。『ファイナルファンタジーシリーズ』ではベヒーモスとバハムートは別個の存在であり、ベヒーモスは牛に似た姿をしている。 特殊な例としては、トマス・ホッブズの『ベヒーモス』がある。ホッブズは、社会契約によって形成された理想的な国家(コモンウェルス)体制をレヴィアタン(リヴァイアサン)に例えたが、対照的に、現実の清教徒革命・イングランド内戦やその下における長期議会といった混乱した国家状態をベヒモスに例えている。
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