長期議会とは? わかりやすく解説

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長期議会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/20 09:04 UTC 版)

長期議会(ちょうきぎかい、英語:Long Parliament)は、スコットランドの反乱に敗れたイングランド王兼スコットランド王チャールズ1世が賠償金を捻出するため1640年11月3日に召集した議会である。ここで議会派王党派が対立し清教徒革命イングランド内戦)を招いた。オリバー・クロムウェルにより1653年4月20日に解散。短期議会との対比から呼ばれた。


  1. ^ 1642年1月3日、チャールズ1世は貴族院に対して5名の逮捕を要請したが、失敗に終わり、これを知った5名は翌4日に議会に登院して国王を挑発したため、国王自らが兵を率いて庶民院に乗り込む事態となった。しかし、5名はその直前にロンドン市街に逃げこみ、彼らの引渡しを求める国王に対して、ロンドン市民は抵抗の姿勢をみせたために、チャールズ1世は身の危険を感じてロンドンを脱出した。浜林、P110 - P111、岩井、P191、今井、P196、塚田、P135、清水、P48。
  2. ^ 1643年に議会派指導者だったハムデンは6月に王党派との戦いで敗死、厳粛な同盟と契約締結に尽力したピムも12月に病死する。クロムウェルは同盟に基づき設立された両王国委員会のメンバーになり、ピムらに代わり戦争を主導するだけでなく軍の刷新と議会の協議にも重要な役割を果たし、やがてニューモデル軍と独立派を基盤に軍人政治家として成長、革命の指導者に成り上がっていった。今井、P204 - P208、塚田、P151 - P154、清水、P44 - P45、P69、P73。
  1. ^ 浜林、P74 - P75、P87 - P91、今井、P180、P187 - P189、P191、岩井、P183 - P185、P188 - P189、塚田、P103 - P106、P124 - P126、P186 - P187、清水、P21 - P22、P31 - P33。
  2. ^ a b c d 松村、P431。
  3. ^ 浜林、P91 - P92、今井、P192、岩井、P189、塚田、P150 - P151、清水、P33 - P37。
  4. ^ 浜林、P96 - P99、今井、P193 - P194、岩井、P189 - P190、塚田、P106 - P107、P126 - P130、清水、P37 - P40。
  5. ^ 浜林、P99 - P110、今井、P194 - P196、岩井、P190 - P191、塚田、P130 - P134、P189 - P190、清水、P40 - P48。
  6. ^ 浜林、P110 - P113、今井、P196 - P197、岩井、P191、塚田、P135 - P136、P190 - P193、清水、P48 - P50。
  7. ^ 浜林、P129 - P148、今井、P200 - P209、岩井、P191 - P194、松村、P431 - P432、清水、P60 - P64、P69 - P74、P76 - P96。
  8. ^ a b c d 松村、P432。
  9. ^ 浜林、P156 - P162、P169 - P174、P180 - P182、今井、P209 - P214、岩井、P195 - P197、塚田、P154 - P157、清水、P99 - P120、P123 - P128。
  10. ^ 浜林、P182 - P187、今井、P214、岩井、P197、塚田、P157 - P159、清水、P128 - P137。
  11. ^ 浜林、P191 - P207、今井、P214 - P215、P217 - P221、P223 - P224、岩井、P197 - P199、塚田、P159 - P163、清水、P137 - P148、P151 - P186、P189 - P200。
  12. ^ 浜林、P208、今井、P224 - P225、岩井、P200、塚田、P163 - P164、清水、P154、P157、P200 - P203。
  13. ^ 浜林、P298 - P311、今井、P225 - P233、岩井、P200 - P202、塚田、P163 - P171、P198 - P201、清水、P263 - P267。


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