すきやばし次郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 03:50 UTC 版)
「小野二郎 (寿司職人)」の記事における「すきやばし次郎」の解説
銀座の数寄屋橋の塚本素山ビル地下に店舗を構えている。客席は10席ほどしかなく、トイレは他店と共同である。クレジットカードは2013年にダイナースカードが使えるようになるまで使用不可だったが、現在[いつ?]はJCBなども使用できる。現在、小野二郎は、ミシュラン2019年版の掲載文通り、夜のみ握っている。 ※ただし、予約を取れても、必ずしも、小野二郎が握ってくれるとは限らない。長男の握りになる可能性も高い。 予約でのみ来店可能。メニューはおまかせの握り寿司のみである。鮨店としては珍しく、つけ台に紙のメニューが置かれている(英語併記)。 1994年にヘラルド・トリビューン・インターナショナル誌で世界のレストラン第6位に選出。2005年に厚生労働省の現代の名工として表彰される。表彰事由は江戸時代以来のにぎり鮨の伝統を踏まえながら、常に新しい工夫を怠らず、江戸前の握り鮨の型と魂を継承していることである。 2007年に日本で初めて出版されたミシュランガイド東京で三つ星を獲得し、以後2019年版まで毎年三つ星を獲得し続けていたが、2020年版より「一般客の予約ができなくなったこと」を理由に掲載されなくなった。 現在は、HP掲載通り、一般客も、電話予約可能となったが、ミシュランには非掲載のままである。 2018年1月、同学年のポール・ボキューズの逝去により、単独で世界最高年長の3つ星料理人となった。 2014年4月、アメリカ合衆国のバラク・オバマ大統領訪日の際、安倍晋三首相がすきやばし次郎でオバマ大統領と会食を行った。通常は閉店している20時00分以降の開始のため、会食が実現した。同年、秋の叙勲で黄綬褒章を受章。 2019年3月「ミシュラン三ツ星レストランの最高齢料理長(Oldest head chef of a three Michelin star restaurant)」(93歳128日)としてギネス世界記録に認定された。同月、「第1回 Men's Beautyアワード/Beautyライフスタイル部門」を受賞した。
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