きんせん

デジタル大辞泉

きん‐せん【^▽京銭】

読み方：きんせん

室町時代から江戸初期にかけて流通した銭貨の一。明の南京付近で流通していた劣悪な私鋳銭が日本に流入したものといわれる。撰(え)り銭の対象となった。南京銭。

きん‐せん【^×欣羨】

読み方：きんせん

非常にうらやましがること。

「暗に—の意を洩らす」〈漱石・吾輩は猫である〉

きん‐せん【^×欽羨】

読み方：きんせん

［名］(スル)敬いつつ、うらやましく思うこと。

「頻(しきり)に日本人種の独り東洋に雄飛するを—せり」〈竜渓・浮城物語〉

きん‐せん【琴線】

読み方：きんせん

１ 琴の糸。

２ 心の奥深くにある、物事に感動・共鳴しやすい感情を琴の糸にたとえていった語。「心の—に触れる言葉」

[補説] 2は、「琴線に触(ふ)れる」で成句となり、良いものに感銘を受ける意で使う。近年は、誤って、不愉快になる意で用いることがあるが、その意味では「気に障る」「癪(しゃく)に障る」などの表現がある。→琴線に触れる［補説］

きん‐せん【謹^×撰】

読み方：きんせん

［名］(スル)貴人の命などにより、歌集や書物などをつつしんで編集・著述すること。

きん‐せん【謹選】

読み方：きんせん

［名］(スル)貴人の命などによりつつしんで選択すること。慎重に選ぶこと。

きん‐せん【金扇】

読み方：きんせん

地紙に金箔(きんぱく)をおした扇。

きん‐せん【金線】

読み方：きんせん

金の線。金色の線。金すじ。

きん‐せん【金銭】

読み方：きんせん

１ 貨幣の総称。かね。ぜに。「—に細かい人」「—感覚」

２ 金で鋳造した銭。金貨。

タクシー業界用語辞典

近セン

きんせん - 関連事業者・団体

タクシーの乗車拒否が社会問題化して、昭和４５年にタクシー業務適正化臨時措置法が制定され、東京と大阪に「タクシー近代化センター」が作られました。業務としては、苦情受付、タクシー乗務員の資格試験、登録章の発行、地図の作成、 タクシー乗り場や休憩所の管理などです。平成１３年に臨時法から恒久法に昇格しました。悪い運転手にとってはこわーい存在です。

刀剣用語解説集

金線（きんせん）

刃文を形成する働きのひとつ。線状の働きが太いものを金筋（きんすじ）と表現する場合もある。沸や匂いの中、鍛え目に沿って鋭い線状に黒く光る文様。刃中の稲妻や、地鉄中に現われる地景と同質のもの。金線の輝きが鈍いものを銀線（銀筋）と呼ぶことがある。薩摩刀に多く見られる芋の蔓などはこの働きが大きく、連続したもの。刀工の技量の結果として現われる働きであるが、異鉄を混合したときに現われる場合もある。

隠語大辞典

琴線

読み方：きんせん

1. 心情に深く感動を受けること。琴線に触れるの略。〔情事語〕
2. 琴線に触れるの略、心情に深く感動を受けること。

分類 情事語

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金泉

姓	読み方
金泉	きんせん

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

きんせん

出典:『Wiktionary』 (2021/08/23 09:46 UTC 版)

同音異義語

きんせん

• 【琴線】：琴の糸。
• 【金銭】：金で作った銭。