かつて提携していた自動車メーカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:27 UTC 版)
「トヨタ自動車」の記事における「かつて提携していた自動車メーカー」の解説
本田技研工業 - 本田宗一郎は戦前に東海精機重工業を設立してトヨタの下請けをしていた。戦後にトヨタへ東海精機を売却して本田技研工業を設立した。1970年代の排ガス規制が厳しくなった頃、トヨタは本田技研の希薄燃焼システムや排ガス浄化システム(CVCC)の供給を受けた。直接の提携は現在も無いが、トヨタがソフトバンクと設立したMONET Technologies(モネテクノロジーズ)にホンダも出資することを表明している。 日産自動車 - 2002年にトヨタがハイブリッドシステムを供給することに合意し、アルティマハイブリッドが誕生した。長年のライバル同士の提携は、発表当時大きな話題となった。 GM - 1980年代に北米で現地生産を必要とするトヨタと、小型車の技術を必要とするGMの要望が合致してNUMMIを共同設立。トヨタ・ヴォルツとポンティアック・ヴァイブを共同開発した他、貿易摩擦緩和のためキャバリエをトヨタバッジで日本販売するなどした。リーマン・ショックでGMが破産した後の2009年に提携は解消され、NUMMIも閉鎖に至った。 フォルクスワーゲン - 日本国内で販売提携。トヨタ系のディーラーがVWのディーラー「DUO」を展開している。欧州でハイラックスがフォルクスワーゲン・タロとしてOEM供給された。2009年12月22日にディストリビューター契約を終了したが、販売自体はしばらく続行された。 アストンマーティン - CEOのウルリッヒ・ベッツが、2007年のニュルブルクリンク24時間レースでガレージを共有していたTeam GAZOOの豊田章男と懇意になり、トヨタ・iQをベースにしたアストンマーティン・シグネットの販売に至った。 テスラ - EVの開発などで業務・資本提携 を行い、閉鎖したNUMMIをテスラ・ファクトリーに改称してEV生産に利用した。しかし開発に対する思想の違いなどから、2017年に解消した。 グループPSA - 2002年からチェコに合弁企業TPCA(トヨタ・プジョー・シトロエン・オートモービル)を設立して、小型車(トヨタ・アイゴ、プジョー・108、シトロエン・C1)を共同開発し、2015年に共同開発したミニバン(トヨタ・プロエース、プジョー・トラベラー、シトロエン・スペースツアラー)を発売したが、2021年1月1日に解消し、TPCAもトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・チェコ(TMMCZ)に改称した。 アルティマハイブリッド GMとの共同開発であるヴォルツ ハイラックスのOEMであるタロ iQをベースにするシグネット グループPSAと共同開発したC1
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