おそ

デジタル大辞泉

お‐そ〔ヲ‐〕【悪阻】

読み方：おそ

つわり。

おそ〔をそ〕【^×獺】

読み方：おそ

カワウソの別名。

「片身境(さか)うて—が食べてござる」〈虎明狂・鱸庖丁〉

おそ【遅／^▽鈍】

読み方：おそ

《形容詞「おそい」の語幹》心の働きの鈍いこと。愚か。まぬけ。

「みやびをと我は聞けるをやど貸さず我を帰せり—のみやびを」〈万・一二六〉

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おそ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 04:07 UTC 版)

名詞: 遅・鈍

おそ【遅 / 鈍】

1. 遅いこと。時間がかかること。また、遅れること。
   • 於曽波夜母 奈乎許曽麻多売 牟可都乎能 四比乃故夜提能 安比波多我波自（『万葉集』巻十四・3493）

     遅早も 汝（な）をこそ待ため 向（むか）つ峰（を）の 椎（しひ）の小枝（こやで）の逢（あ）ひは違（たが）ふはじ

     遅かろうと早かろうと、あなたを待とう。向こうに見える峰の椎の小枝の葉が重なり合うように、あなたにきっと逢えるはずだから。

2. 愚鈍。間抜け。
   • 遊士跡 吾者聞流乎 屋戸不借 吾乎還利 於曽能風流士（『万葉集』巻二・126）

     みやびをと吾（われ）は聞けるを 宿貸さず 吾を帰せり 遅のみやびを

     （あなたのことを）風流人だと私は聞いていましたが、（あなたを訪ねて行った私に）寝屋も貸さずにお帰しになるとは、（あなたは女心を解さない）鈍い風流人ですね。

語源

形容詞「おそい」の語幹。

名詞: 獺

おそ【獺】

1. 「かわおそ」の略。かわうそ。　

おそ

• 【悪阻】妊娠初期に起こる、|吐き気や嘔吐、食欲不振などの総称。つわり。

Weblio日本語例文用例辞書

「おそ」の例文・使い方・用例・文例

• おそらく17世紀最高の英国作家といえるジョン・ミルトン
• 大統領選に彼が勝つ見込みは「おそらく」から後退した
• おそらく彼らの結婚は長もちしないでしょう
• ボブはおそらくもう家に帰ってしまっただろう
• 彼女がそこにいなかったら，彼はおそらく来ただろう
• おそらく，彼女は結局ジョージと結婚するだろう
• 彼はおそらく3時か4時ごろ駅に着くでしょう
• 食事時にはみなさんおそろいですか
• 「彼の提案はよくないな．君もそう思わないかい」「おそらくそうだと思う」
• ルーヴル美術館にはおそらく30万ぐらいの作品がある
• おそらく彼女は断わってくるだろう
• ウォルターは忙しいから，おそらく会議に遅れて来るだろう
• その女性はとても美しい．おそらく彼女はモデルだろう
• 一般に，人をだますのは簡単である．おそらくあまりに簡単すぎる
• おそらく私たちにできることがあるだろう
• おそらく彼女は妊娠しているのだろう
• ２年後にはおそらくまだこの仕事をしているだろう
• おそばを取って、つゆに入れて食べます。
• 注文はすべておそろいですか。
• このネックレスとおそろいのピアスもございます。