おしぼりうどん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/25 03:09 UTC 版)

右の器が搾り汁、中央奥が味噌
概要

坂城町の特産品でもあるねずみ大根(辛味大根)をすりおろして絞った「おしぼり」と呼ばれるしぼり汁に信州味噌を溶かし、薬味を加えて、茹でたての温かいうどんを食べる料理である[1][2]。うどんはザルに盛って提供されることもあるが、専用の鍋で茹でて釜揚げうどんとして提供されることが多い[2]。薬味には、ネギとカツオ節が定番となっている[1]。
麺つゆやだし汁ではなく、大根のしぼり汁を使うのが特徴であり、名前の由来ともなっている[1]。
ねずみ大根の辛味はとても強いが、刺激的な辛さの後味にほのかな甘みを感じるのが特徴である[1][2]。
ねずみ大根の収穫期である冬に食べられる料理である[1]。
各家庭で作られるほか、うどん店や道の駅のレストランなどでの販売も行われている[1]。
歴史
ねずみ大根のしぼり汁と信州味噌の相性は良いが、普及したのは江戸時代から明治時代にかけてである[1]。
類似の料理
参考文献
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- 奥村彪生『日本めん食文化の一三〇〇年』(増補版第1刷)農山漁村文化協会、2014年。ISBN 978-4540111730。
出典
外部リンク
おしぼりうどん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 07:26 UTC 版)
詳細は「おしぼりうどん」を参照 長野県埴科郡坂城町周辺で作られる料理。ねずみ大根という辛味の強い大根をすりおろした汁に信州味噌を溶かしたつゆにつけて食べる。
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