舞洲アリーナ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/11 00:47 UTC 版)
      
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|---|---|
| 施設情報 | |
| 旧名称 | 府民共済SUPERアリーナ | 
| 愛称 | おおきにアリーナ舞洲 | 
| 正式名称 | 舞洲アリーナ | 
| 用途 | スポーツイベント、コンサート | 
| 収容人数 | 7,056人 | 
| 施工 | |
| 事業主体 | 大阪市 | 
| 管理運営 | ヒューマンプランニング | 
| 構造形式 | 鉄筋コンクリート構造(一部鉄骨鉄筋コンクリート構造及び鉄骨構造) | 
| 敷地面積 | 35,416 m2 | 
| 建築面積 | 11,168 m2 | 
| 延床面積 | 17,221 m2 | 
| 階数 | 地上4階 | 
| 着工 | 1993年4月 | 
| 竣工 | 1995年9月 | 
| 所在地 |  〒554-0042 大阪府大阪市此花区北港緑地2丁目2番15号  | 
    
| 位置 | 北緯34度39分56.26秒 東経135度23分51.36秒 / 北緯34.6656278度 東経135.3976000度座標: 北緯34度39分56.26秒 東経135度23分51.36秒 / 北緯34.6656278度 東経135.3976000度 | 
   舞洲アリーナ(まいしまアリーナ)は、大阪府大阪市此花区の舞洲スポーツアイランド内にある室内競技場。
運営管理を2015年4月から担う、ヒューマンプランニングが所有する大阪エヴェッサ(Bリーグ)のホームアリーナであり(後述)、日本史上初のプロバスケットボールチームが専有する「専用アリーナ」でもある。
施設命名権の売却により、2018年8月よりおおきにアリーナ舞洲(おおきにアリーナまいしま、英語: OOKINI ARENA MAISHIMA)の名称が使用されている(後述)。
歴史
1996年に完成、バスケットボールなどアリーナスポーツの競技会を始め、コンサートやイベントなどで使用されている他、スポーツ教室も行われている。
2008年のオリンピック招致(大阪オリンピック構想)が実現した暁には、ハンドボール・卓球会場として用いられる予定であった[1]。
当初、ミズノグループ(美津濃、南海ビルサービス、日本パナユーズ、ホビーライフによる共同企業体)が指定管理者として運営管理を行っていた。2015年1月30日、大阪エヴェッサの運営会社・ヒューマンプランニングが当アリーナ貸付事業者に決定し、2015年4月から年間1,000万円で10年間の定期建物賃貸借契約を締結する事が発表された[2]。この契約締結がエヴェッサのB1リーグ(1部)参入を大きく後押しした[3]。尚、施設は大阪市が所有している。
命名権
| 命名権による呼称 | 契約企業 | 契約料年額(万円) | 契約期間 | 
|---|---|---|---|
| 府民共済SUPERアリーナ | 全国生活協同組合連合会 | 非公表 | 2015年8月1日-2018年7月31日 | 
| おおきにアリーナ舞洲 | おおきに商店 | 非公表 | 2018年8月1日-2021年7月31日 | 
| 2021年8月1日-2025年7月31日 | 
府民共済SUPERアリーナ
2015年8月1日より3年契約で施設命名権を大阪府民共済生活協同組合に売却し、名称が『府民共済SUPERアリーナ』(ふみんきょうさいスーパーアリーナ、略称:府民共済)に変更された[4][5]。
おおきにアリーナ舞洲
2018年8月1日より中央区にある株式会社おおきに商店に売却し、名称が『おおきにアリーナ舞洲』(略称:おおきに)に変更された[6]。1期目が2021年7月31日までの3年間。2期目は2021年8月1日-2025年7月31日の4年間である[7]。
施設概要
メインアリーナ棟
- フロア面積:2,720m²
 - 観客席:7,056席(電動可動席1,584席・仮設椅子1,122席・固定席4,236席・ボックス席24席・車いすスペース24席・可動引出席66席)
 - バレーボール4面
 - バスケットボール3面
 - テニス4面
 - ハンドボール1面
 - バドミントン16面
 - 卓球20面
 - 体操競技1式
 
サブアリーナ棟
- フロア面積:920m²
 
大阪エヴェッサの専用アリーナ
- 試合の時だけ「ホームアリーナ」を使用する他チームと異なり、プロ野球の様に練習拠点・試合会場が同じ「球団専用アリーナ」となったのは、本施設が日本史上初となる。2016年4月1日に球団から本拠地が本施設に移転した事が発表、これまで他拠点で行っていた練習も本施設のサブアリーナで実施することになった。
 
- ホームゲーム開催数
 
| シーズン | レギュラー | プレイオフ | 備考 | 
| 05-06 | - | - | なみはやドームをホーム | 
| 06-07 | - | - | なみはやドームをホーム | 
| 07-08 | - | - | ブースター感謝祭開催(注1) | 
| 08-09 | 10 | - | |
| 09-10 | - | - | |
| 10-11 | - | - | |
| 11-12 | - | - | 住吉スポーツセンターをホーム | 
| 12-13 | - | - | 住吉スポーツセンターをホーム | 
| 13-14 | - | - | 住吉スポーツセンターをホーム | 
| 14-15 | - | - | 住吉スポーツセンターをホーム | 
| 15-16 | 8 | - | パブリックビューイング実施 | 
| 16-17 | 24 | - | 
- (注1)なおレギュラーシーズン2位の場合、ワイルドカードゲームを開催予定だった。
 
その他使用チーム
- 日本フットサルリーグ・シュライカー大阪のホームスタジアム
 
- プロレス興行
 - 格闘技興行 
    
- 2025年7月にBreakingDownが開催される[9]。
 
 
交通
- 「舞洲アクティブバス」:JR桜島駅からで15分、「アリーナ東」下車すぐ
 - 「コスモドリームライン」:ニュートラムコスモスクエア駅からで20分、「アリーナ東」下車すぐ
 - 市バス81号:JR西九条駅から「舞洲スポーツアイランド」行きで35分、「舞洲中央」下車すぐ
 
舞洲に鉄道が存在しないため、いずれも路線バスでのアクセスとなる。「舞洲アクティブバス」「コスモドリームライン」は、大阪エヴェッサ仕様ラッピングバスとして運行されることがある[10]。
脚注
- ^ “JOC 2008 NEWS”. オリジナルの2004年5月9日時点におけるアーカイブ。
 - ^ “「舞洲体育館」の定期建物賃貸借契約権落札に関するお知らせ”. オリジナルの2015年2月1日時点におけるアーカイブ。
 - ^ “【新リーグJPBL】1部所属決定”. オリジナルの2015年9月24日時点におけるアーカイブ。
 - ^ “TKbj大阪、命名権を販売 府民共済アリーナに”. 日刊スポーツ. (2015年7月31日)
 - ^ 『大阪エヴェッサ・ホームアリーナ新名称決定のお知らせ』(プレスリリース)ヒューマンプランニング株式会社、2015年7月31日。オリジナルの2015年8月3日時点におけるアーカイブ。
 - ^ “【Bリーグ】大阪の新アリーナ名が「おおきにアリーナ舞洲」決定”. スポーツ報知. (2018年7月13日)
 - ^ 『おおきにアリーナ舞洲 ネーミングライツ継続決定』(プレスリリース)株式会社おおきに商店、2021年9月1日。
 - ^ “"2014年WWE日本公演決定! 両国×2Daysに加え、約10年半ぶりに大阪上陸!!"”. オリジナルの2014年3月5日時点におけるアーカイブ。
 - ^ “【全試合結果】「BreakingDown16」(ブレイキングダウン16)〝過去一〟の大阪大会 ダブルタイトルマッチ、SATORUvs溝口勇児など全31試合”. サンスポ (2025年7月12日). 2025年7月16日閲覧。
 - ^ “大阪エヴェッサ1部所属決定・ホームアリーナ新名称・ エヴェッサフルラッピングバス発表会”. オリジナルの2015年8月6日時点におけるアーカイブ。
 
関連項目
外部リンク
- 舞洲アリーナのページへのリンク