岡山武道館
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岡山武道館 Okayama Budokan |
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施設情報 | |
用途 | スポーツ大会(柔道、剣道、バレーボール、バドミントン等) 各種イベント |
収容人数 | 客席数2,800席 (2階固定席1,700席、1階移動席1,100席) |
管理運営 | 社団法人岡山県総合協力事業団(指定管理者) |
竣工 | 1962年(昭和37年) |
所在地 | 〒700-0012 岡山市北区いずみ町2-1-8 |
位置 | 北緯34度40分51秒 東経133度54分50秒 / 北緯34.68083度 東経133.91389度 |
岡山武道館(おかやまぶどうかん、Okayama Budokan)は、岡山県岡山市北区いずみ町の岡山県総合グラウンド内にある武道館である。
概要
1962年(昭和37年)竣工、建物は岡山県が所有し、財団法人岡山県武道振興会が指定管理者として運営・管理を行っている[1]。
主道場は座席数2,800席。武道競技だけでなく、バレーボール、バドミントンにも対応できる。その他、柔道・剣道の練習道場もある。なお、建物や設備は竣工当時から大きな修繕工事等は行われておらず、老朽化が進んでいるため、当施設の建設資金を負担した岡山県武道振興会から施設の改築が要望されている。
利用状況
年間約9万人が使用し、主に武道競技が中心で、2009年(平成21年)まで毎年開催された都道府県対抗全日本女子柔道大会や2005年(平成17年)の晴れの国おかやま国体の会場としても使用された。
さらにはプロレスの興行にも使用され、全日本プロレス、新日本プロレス[2]、国際プロレス、プロレスリング・ノア、IWA・JAPAN、全日本女子プロレス、NEO女子プロレスが岡山での興行の際には使用していた会場でもある[3]。ラッシャー木村と阿修羅・原もともに当武道館で金網デスマッチを行った他(対戦相手は木村がオックス・ベーカー、原がジプシー・ジョー)[4]、1991年4月4日には、全日本プロレスの井上雅央(後プロレスリング・ノア、現在フリーランス)と浅子覚(現在は引退しプロレスリング・ノアのトレーナー)の両選手が当武道館にてデビュー戦を行った(試合カードは百田光雄、井上雅央組vsリチャード・スリンガー、浅子覚組[5])。
プロボクシングでもウルフ時光がホセ・アントニオ・アギーレの持つ世界タイトルに挑戦した試合や、オケロ・ピーターがトアキバ・タセファ(ニュージーランド)の持つOPBF東洋太平洋ヘビー級王座に挑戦した試合、そして最近では2014年に東洋太平洋スーパーバンタム級王者和氣慎吾の凱旋試合が当武道館で行われた。
また、卓球Tリーグ・岡山リベッツのホームアリーナとしても利用される。
- 2018-19:8試合
建物・施設
- 主道場
- 観客席:2,800席(2階固定席1,700席、1階移動席1,100席)
- 競技用途:柔道2面、剣道2面、バレーボール1面、バドミントン4面
- 練習道場:384m²(柔道230畳、剣道16m×24m)
隣接する施設
- 岡山県総合グラウンド陸上競技場(シティライトスタジアム)
- 岡山県総合グラウンド体育館(ジップアリーナ岡山)
- 岡山県野球場
交通アクセス
脚注
- ^ 岡山武道館ホームページ記載
- ^ 同グラウンド内にあった岡山県体育館を興行会場として使用していたが、1979年のマジソン・スクエア・ガーデンシリーズでは岡山武道館を使用している(週刊ゴング増刊号『新日本プロレス隠れ名勝負100』2000年参照)。
- ^ 2006年頃より、各団体とも市内での興行では、岡山県卸センター・オレンジホールを使用する場合が多くなった。もともと同ホールは中小プロレス団体が使用していた。
- ^ 忘れじの国際プロレス P99 ベースボール・マガジン社 2014年
- ^ プロレスリング・ノア オフィシャルサイト 井上雅央
外部リンク
固有名詞の分類
日本の屋内競技施設 |
守山スポーツセンター 舞洲アリーナ 岡山武道館 京都市体育館 和歌山県立橋本体育館 |
日本のバスケットボール競技施設 |
秋田市立体育館 舞洲アリーナ 岡山武道館 京都市体育館 船橋市立夏見総合運動公園 |
日本のプロレス会場 |
新宿FACE 秋田市立体育館 岡山武道館 京都市体育館 山形市総合スポーツセンター |
日本のボクシング会場 |
秋田市立体育館 舞洲アリーナ 岡山武道館 高知県民体育館 仙台市体育館 |
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