【9〜12話:最終決戦とその後】
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「結城友奈は勇者である」の記事における「【9〜12話:最終決戦とその後】」の解説
防人に最終決戦における勇者の援護の司令が出た。一方、友奈が天の神のタタリを受けていることを知った夏凜は、壁の外へ赴き天の神に抗議を叫んだ。その際に夏凜は防人と邂逅した。夏凜と芽吹は交戦するが、互いの思いをぶつけ合い和解、夏凜は友奈に謝罪する勇気を得た。しかしその後、友奈が神婚することを知る。最終決戦において、亜耶と神官は祈祷によりゴールドタワーにエネルギーを充填させ、千景砲を天の神に喰らわせる任務につき、そして防人たちはその護衛を行う。そして神婚の儀が始まり、天の神が襲来し、最終決戦のときを迎えた。亜耶は神官と共に千景砲のエネルギーの充填を、防人は亜耶らの護衛を、樹、夏凜、園子は天の神の侵攻を食い止めるために、そして風と東郷は神婚を阻止するために、それぞれの戦いが始まった。千景砲は一度はエネルギーが足りず失敗し、諦めた神官達は次々と神樹の眷属となり消え、亜耶もまた神樹の眷属となりかけたが芽吹の言葉で「人として生きること」を決意。そして千景砲を天の神に喰らわせた。またほぼ同時に夏凜と園子も天の神に一撃を加えた。その直後、天の神は樹海を火の海にした。一方、東郷は神樹内の友奈の元に辿り着き、以降は「勇者の章」と同様に、友奈を歴代の勇者・巫女達の意志とともに「人として生きる」意志を示し友奈を救出。そして友奈は高嶋友奈に導かれ大満開により天の神を打倒、神樹は壁の外の世界を元に戻して散り、友奈のタタリは消え、全ての戦いは終わりを迎えた。神樹がいなくなったことで社会には混乱が起こった。風が引退し、樹が部長となった勇者部では今後の方針を話し合う。その中で園子は大赦をぶっ潰すと宣言するが、友奈の言葉や、樹の「勇者部は今まで以上に勇者部になる」という言葉を受けて方針を転換し、勇者部は続けつつ、安芸先生とともに大赦の実権を握ることにした。それから4年後、友奈と東郷は本土調査に赴いていた。そして夏凜は本土調査隊の隊長として、風は神樹の残したエネルギーの研究者として、樹は歌手として、園子は大赦の最高権威として、防人達は本土調査隊の別働隊として活動していた。復興に何百年かかろうと勇者部の活動は続いていく。こうして物語は幕を下ろした。
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