『Set Me Free』 (2007)
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「マリオン・レイヴン」の記事における「『Set Me Free』 (2007)」の解説
アメリカでの新作『Set Me Free』をアメリカ人歌手のデスモンド・チャイルドと制作している時、新作アルバム『Bat out of Hell III: The Monster Is Loose』でチャイルドと仕事をしていたミートローフにマリオンは出会う。チャイルドはマリオンにジム・スタインマンがオリジナルの楽曲『It's All Coming Back to Me Now』をミートローフとデュエットするよう薦めたが結局デュエットしたのはセリーヌ・ディオンになってしまった。最終的にミートローフは彼の3枚目のアルバムからシングルカットされた曲とそのビデオクリップにマリオンを出演させアメリカVH1 Classicにて2006年8月21日に放送された。CDはイギリスのBBCラジオ2のプレイリストとして2006年10月16日に発売された。第1週目はイギリスのダウンロード・チャートのみで43位だったが、翌週は6位にまで上昇し、(デュエットではあったにせよ)マリオンにとってイギリスにおいて初めてのTOP10入りで、2回目のイギリスにおけるランク・インだった(M2M時代の2000年に『Don't Say You Love Me』で16位に入っている)。『It's All Coming Back to Me Now』は85週間に渡り様々なチャートにランクインし続け、ノルウェーのランキングでは6週連続1位だった。 2007年2月末、マリオンはミートローフのアメリカ・カナダ・ツアーに同行。そこで彼とのデュエット曲披露の挨拶代わりとして彼女はアルバム『Set Me Free』からアコースティック・バラードを披露した。このツアーで彼女はブースを作りマリオン・レイヴンTシャツとアルバム『Set Me Free』をちゃっかり販売していた。アルバムは『Here I am』などからのミックスと新曲を含めたもので、2007年5月にヨーロッパで、7月にアメリカで発売された。 プロモーション活動に関していえば、2007年3月末からイギリス、ドイツ、オランダのヨーロッパ・プロモーションを行った。このプロモーションで彼女はテレビ、ラジオを始め雑誌やオンライン・メディアに至るまで積極的に宣伝。ドイツではラジオの南西ドイツ放送、Maxim Radio、テレビ局ではWestdeutscher Rundfunk、HR3、ヘビーメタル系雑誌のMetal Hummerに出演した。オランダを回っているときはアムステルダムのハードロックカフェでインタビューに応じた。ロックの国イギリスではGibson Roomでパフォーマンスを行い、インタビューはヨーロッパの通信社Tiscali SpAとアメリカのRadio Disneyが行った。 『Falling Away』『Break You』の2曲はアルバムからシングルカットされた。前者はドイツとオランダでラジオリリース、後者は2007年7月24日イギリスでリリースされた。2007年7月の上旬にはAcounstic UKに参加。このツアーで彼女はニューキャッスルやマンチェスターの学校を巡業して回った。その後、アメリカ人歌手のピンクのドイツツアーI'm Not Dead Tourに7月中旬から8月中旬までサポートとして参加した。
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