『MM9―invasion―』『MM9―destruction―』
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怪獣7号の事件(本編ラスト)より6年後が舞台である。本編からは気特対メンバーや伊豆野が登場する。 案野 一騎(あんの いっき) 案野悠里の息子。青春まっただ中の15歳。5年生のころ、気象研究所のある筑波に引っ越す。気特対のメンバーとも旧知の仲である。気象研究所に遊びに行った帰り、不思議な少女の声が聞こえるようになる。同年代の少女の裸体にどぎまぎするごく普通の少年だが、緊急時の行動力は非常に高い。 酒井田 亜紀子(さかいだ あきこ) 一騎のガールフレンド。同級生。一騎に対しその気があるような無いような微妙な態度を見せる。恋に恋するお年頃。 恒点観測員774号 / ジェミー / ヒメ 300万光年先から来訪した、外惑星の知的生命体ジェミーの1人。『invasion』『destruction』のほとんどで、前作のキーパーソンであるヒメに寄生している。名前はあるが地球人には発音できず、作中での呼び名は「ヒメ」「ジェミー」「恒点観測員」。 およそ2万歳で、職務経験は800年ほど。本来は人間的な感情・知覚を有さないが、ヒメと融合したことで非常に感情豊かでお茶目な人物となっている。地球文化に非常に強い興味を抱き、様々なものを見ては驚いている。脳波が適合したためかテレパシーの通じる一騎に好意を持っているが、本人いわく恋愛感情ではない模様。 真樹(まき) 創造的宇宙論研究所 (CCI) のメンバーで、妖怪。「真樹」はおそらく姓。チルゾギーニャ遊星人と手を組み、宇宙怪獣を呼び寄せて怪獣災害を起こそうとする。妖怪の姿は、翼と嘴を持ち飛行可能。 御星 ひかる(みほし ひかる) 東海村のJ-PARCに近接する神社(名は伏せられるが、内容からは茨城一の宮大神宮がモデル)の巫女。大正時代に恒点観測員774号が地球を訪れたときの憑依先。実年齢不詳で、古代の神カガミ様(のちの怪獣13号カガミ)への人身御供となることで歳をとらなくなり、今も外見は10代半ば。 新堂 陽介(しんどう ようすけ) 警視庁警備部警備課の巡査部長。ひかるの神社の警備に携わっている。
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