『BFBC』以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 01:53 UTC 版)
「バトルフィールド (コンピューターゲーム)」の記事における「『BFBC』以降」の解説
ゲームエンジンがRefractor 2からFrostbiteエンジンに移行したことで、ゲームの安定性が向上しリアルさが増した。特にオブジェクトの破壊表現は作品が新しいほど力が入っている。 従来のシリーズではマルチプレイがメインであったが、『BFBC』以降ではコール オブ デューティシリーズの影響を受けてシングルプレイにも注力されており、ストーリー性の強いものになっている。また、マルチプレイはシングルプレイの世界観を引き継いだ設定がなされている。『BFBC2』ではマルチプレイのマップ1つ1つにストーリーが付されており、シングルプレイでのストーリーと並行してアメリカとロシアの全面戦争の行く末を追う形でマップが構成されている。『BF1』では、史実の戦いを元に構成された新しいゲームモード「オペレーション」が用意されており、『BFV』では刷新した「グランド・オペレーション」が用意されている。 使用できる武器装備が大幅に増加し、ゲームで獲得したスコアに応じて順次解放されていくアンロック方式が採用されている。『BF3』以降では銃器のアタッチメントや軍用車両の搭載兵器もアンロックで拡張されるシステムになっている。 ゲーム内ストアが設置され、未アンロックの装備拡張や拡張パックを直接購入・ダウンロードをすることも可能となった。 従来の作品と同様に一般ユーザーでもオンライン対戦サーバーを作成することは可能だが、課金による有料サーバーをレンタルする方式が採用されている。『BFV』ではこれを廃止されたが、後に「コミニュティゲーム」という形で無料で復活した。『BF2042』でも廃止されたが、その代わりに『BattleField Portal』という前作『BFV』の「コミニュティゲーム」を進化させた方式が採用された。 BF2までは開発元より提供されていたMODエディターの提供がなくなった。データも暗号化され、ユーザーが容易に改編出来なくなった。またランチャーやサーバーによるファイルの整合性チェックが行われ、サーバー自体も前述の通りレンタルサーバーしか提供されていないため、チケット数などの基本的なルールのパラメーターを変更する程度の操作しか行えない。 『BFBC2』において、初めて「VIPアクセスシステム」が導入され、新品ソフトに同梱されているアクセスチケットのコードを入力することでマルチプレイにて使用できる限定武器などが使用できる特典が付与される。『BF3』以降の作品では「プレミアムメンバー」、「プレミアムパス」などと名称を変え、ソフト本体とは別で購入することでその後順次配信されるすべての有料拡張パックの利用権及び有料コンテンツの2週間先行アクセス権、プレミアム限定の特殊武器、ドッグタグなどのプレミアム特典が獲得できる。『BFV』では有料拡張パックは廃止され、「タイド・オブ・ウォー」という無料アップデートで配信される形となった。
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