『星野リゾート』時代
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1995年(平成7年)星野温泉から株式会社星野リゾートに社名変更。1999年(平成11年)山梨県小淵沢町に7万平方メートルという広い敷地を有するデザインホテル「リゾナーレ」をリゾート再生案件として引き受ける。開始時の平均稼働率は40パーセントを切っていたが、新たなコンセプトを掲げ、2001年(平成13年)からは山梨県リゾナーレの経営権を取得して再生させ、2004年(平成16年)には黒字化に成功する。 2003年(平成15年)から東北最大級のスキー場「アルツ磐梯」の経営に参加して業績を立て直すなど、その運営力を活かした経営再建事例が注目された。この再生案件をきっかけに星野リゾートはそのイメージを「軽井沢の老舗リゾート企業」から、「日本のリゾート運営会社」へと脱皮させることになる。 2003年(平成15年)国土交通省の「観光カリスマ百選」第2回選定委員会から「観光カリスマ」に認定。日本の観光産業振興のカギを握る経営者として注目されている。 2004年(平成16年)アルファリゾート・トマム(現:星野リゾート トマム)の再生を引き受ける 2005年(平成17年)星野温泉で約100年の歴史を刻んできたホテルを2003年(平成16年)にクローズし、約2年にわたり市場調査を行い、「星のや 軽井沢」を開業。運営はソフト面を重視、ホテルなどで提供される世界の水準をベースに考え、新たなコンセプトの温泉旅館として開業した。 2009年(平成21年)「星のや 京都」を開業。世界に通用するリゾートを日本国内に展開するという取組が本格化する。2012年(平成24年)「星のや 竹富島」を開業。2014年(平成26年)星野リゾートは創業100周年を迎えた。 2010年(平成22年)第23回日本メガネベストドレッサー賞経済界部門を受賞。 2015年(平成27年)復興庁の「東北観光アドバイザー会議」に参加する。 星野リゾートは現在、全国で21のリゾート、旅館を運営している。
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