『ヘイ!バディー』廃刊以降
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「青山正明」の記事における「『ヘイ!バディー』廃刊以降」の解説
1985年11月にSMマニア増刊として異端文化研究エロ雑誌『サバト』(三和出版)を創刊。作家陣に高杉弾、永山薫、秋田昌美、丸尾末広、蛭児神建、日野日出志、栗本慎一郎らを招き、妊婦のSMからスカトロ、獣姦、死体、奇形、妖怪、呪術、拷問、魔女狩り、黒魔術、ドラッグ、ロリコン、ホラー映画まで総合的に変態趣味を扱った。雑誌のサブタイトルは「超変態世紀末虐待史」。結局『サバト』は創刊号のみで廃刊となったが、本誌のスタイルは後に青山が編集長を務める『危ない1号』にそのまま引き継がれることになる。 1986年春にはJICC出版局(現・宝島社)よりカルト映画やホラー映画をまとめた処女単行本が刊行予定だったが、締め切りに間に合わず幻に終わる。同年より大正屋出版に入社し、特殊エロ漫画誌『阿修羅』『カリスマ』の編集を行う。 同社の倒産後は株式投資関連の情報誌『産業と経済』などの編集に関わる一方で『Crash』(白夜書房)や『BACHELOR』(ダイアプレス)に鬼畜変態コラム「Flesh Paper」の連載を再開する。この頃は10誌以上の雑誌で映画評論の仕事を持つなど映画評論家としての側面も強かった。1987年5月には『エイズ最新情報と怖くない生活法』(主婦の友社)をゴーストライターとして執筆する。
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