『シムシティ3000』からの主な変更点
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「シムシティ4」の記事における「『シムシティ3000』からの主な変更点」の解説
地域単位での都市の開発が可能になったため、近隣都市との貿易のみならず、シムの都市間移動(通勤)や需要の変動が隣接する都市に反映されるようになった。地域すべてをプレイヤーが開発できるため、貿易などの管理が容易になった。前作にも地域の概念は存在したが、近隣都市と電気、水道、ゴミの取引ができるだけのものであった。 地形がフル3Dで描写され、滑らかな傾斜や断崖絶壁などのリアルな地形が作り出せるようになった。また、斜面に建築物を立てることも可能になった。 低密度工業地区が廃止され、代替として農業地区が設定された。前作にも農業地区は存在したが、出現条件が厳しく、汚染が少しあっただけで低密度工業地区が建設されてしまうため、農村などの開発が難しかったが、今作では農業地区には農業以外のものが建設されないため、開発がよりしやすくなった。 住宅地区や商業地区は道路に面していないと機能しなくなった。 派出所や診療所など、小型の公共機関が追加された。 鉄道や高速道路をカーブ状に敷設する際に、直角に曲げることができなくなった。 昼の他、夕方や夜の描写が追加された。神モードを使い、昼固定・夜固定にすることもできる。 都市を運営している状態では、火災以外の災害は、メルトダウンなどの一部の人災を除いてほぼ起こらないようになった。 マイ・シムモードが追加された。自分の作成したシムを都市に住まわせ、生活の様子を観察できる。シムは『シムピープル』のキャラクターをコンバートすることも可能である。 神モードが追加された。天変地異の他、近隣都市との地形の平坦化などができる。 公共施設は、建設時に建物の向きを変えることができるようになった。因みに道路側に向いていなくても機能する。 前作よりも維持費の課される公共施設が大幅に増加した(公園、公益施設、ランドマークなど)。そのため、前作と同じような開発をすると大赤字になる場合がある。 ランドマークに建設費がかかるようになった。また、前作ではUFOの襲来のときに標的になってくれる以外にメリットがなかったが、今作は都市の発展に影響するようになった。 需要限界と呼ばれる、RCIのそれぞれの地区ごとのある一定の値に達すると、発展が止まる概念が追加された。公共施設や近隣都市への交通の接続を行うことで限界を引き上げることができる。 前作のスペシャルエディションで追加されたシナリオモードは、今作ではチュートリアルを除いて廃止された。
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