『ゴジラ FINAL WARS』のラドン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 07:48 UTC 版)
「ラドン (架空の怪獣)」の記事における「『ゴジラ FINAL WARS』のラドン」の解説
X星人の手先として登場。日本人初の国連事務総長・醍醐の乗る事務総長専用機を襲撃した後、アメリカのニューヨークで暴れ回って衝撃波でビル街を破壊していき、迎撃に出た空中戦艦ランブリングと交戦する。その最中に一度はX星人に回収されるも、再び地球侵略のために解放され、ランブリングを撃沈する。 その後、キングシーサーやアンギラスと共にゴジラを倒す刺客として送られ、富士の裾野で戦う。連携攻撃を試みるも、ゴジラが尻尾で弾いたアンギラスボールによって撃墜されたうえ、アンギラスとキングシーサーが倒れているラドンの上に次々と飛ばされ、完全に戦意を消失する。武器は超音速衝撃粉砕波(ソニックブーム)だが、劇中未使用。 スーツアクターは神尾直子。 デザインは西川伸司。『怪獣総進撃』以来の着ぐるみでの登場であり、頭の突起物が前作の3本から2本に戻り、尾の形状も初代に近付けられている。体色は明るい茶色。翼をマントのように畳むという指示から、肘を曲げられる形状としているが、曲げたとき皮膜にシワが出てしまうため、翼に風を当てている。また、翼の指の構造は実際の翼竜と同じになった。足が弱く見えないよう、腹部から足にかけて鎧状のディテールを取り入れている。 造形物は、スーツと飛行用モデルが制作された。頭部原型は藤原カクセイが担当。ケレン味の表現から、翼をマントのように体を覆い隠すことができる形状となっている。翼はビニールレザー製。飛行シーンのほとんどは、ブルーバック合成で描写された。
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