『ウルトラマンZ』に登場するキングジョー
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「キングジョー」の記事における「『ウルトラマンZ』に登場するキングジョー」の解説
『ウルトラマンZ』第9話「未確認物資護送指令」および第10話「宇宙海賊登場!」に登場。 ウルトラメダルを狙うバロッサ星人がペダン星人が作った宇宙ロボットを入手し、彼の宇宙船として使用される。武器は頭部から放つ破壊光線デスト・レイと分離体でも使用可能な牽引ビームペダニウム・トラクター。 地球防衛軍が回収していたウルトラメダルを強奪し、続いて残るメダルも狙って護送中のストレイジの輸送車を4機の小型UFOに分離して襲撃する。一度はストレイジがあらかじめ用意していた偽物のメダルを掴まされるが、カブラギの策略で本物のメダルの所在を感知し、強襲した統合先進装備研究所にてウルトラマンゼットと交戦する。ゼスティウム光線を防ぎきる装甲やベータスマッシュをも凌駕するパワーでゼットを苦しめるが、分離中は接合部がむき出しになるという弱点を分析され、最後は分離したところをガンマフューチャーに変身したゼットのガンマイリュージョンからガンマミラクルホールドで動けなくされたうえでライトニングジェネレードを浴びせられ、機能を停止する。 その後、残骸は地球防衛軍によってストレイジ基地へ回収・搬入され、奪還を狙うバロッサ星人によって再起動寸前まで追い込まれるも事なきを得て、後述のストレイジカスタムの原型となる。 スーツアクター:岡部暁 作中では出身地やペダン星人については言及されていないが、ボイスドラマではバロッサ星人がペダン星人からキングジョーを強奪したという噂が、バロッサ星人の1体を倒してウルトラの国へ帰還した直後のウルトラマンゼロからゼットに明かされている。 スーツは『マックス』のキングジョーを改修したもの。分離状態のミニチュアは、部品ごとのスケールが合わず、手と首はスーツと同様のサイズだが、その下は3分の1程度のサイズになっている。 ストレイジ基地に横たわるカットは、手前に小さな部品、奥に大きな部品を置いてサイズを盗むという強制遠近法となっている。 キングジョーが手を道の向こうから出すシーンでは、山の斜面と円周道路を回転台の上に乗せて、山と道の方を回して車の主観移動のように見せ、タイミングを合わせて手を突き出している。下からせり出してマルチプレーンのように撮ったり、奥からキングジョーが来るなどが考えられたが、キングジョーが横からフレームインするインパクトが優先された。奥の山は美術部がミニチュアの山を動かしている。
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