『ウルトラマンメビウス』に登場するメビウスキラー
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「エースキラー (ウルトラ怪獣)」の記事における「『ウルトラマンメビウス』に登場するメビウスキラー」の解説
『ウルトラマンメビウス』第43話「脅威のメビウスキラー」に登場。 かつてウルトラマンAが戦ったエースキラーと同型のロボット超人で、黒ずくめの男の姿をしたヤプールによって呼び寄せられた。鉤爪状になった左腕など、容姿はかつてのエースキラーとほぼ同じだが、爪先のとげが足と一体化しているなど、細部が所々異なり、右手に持っていた刃物状の武器も今回はない。また、エースキラーは終始声を発さなかったのに対し、こっちは低く不気味な声を発する。 高い格闘能力を有しており、最初はヤプールからもエースキラーと呼ばれたが、メビウスの戦闘データを読み取った宇宙同化獣ガディバと同化することで、胸のキラークリスタルが点灯して右腕にメビウスブレスと同じ役割を持ち、カラータイマーのように点滅するクリスタルが追加され、かつてウルトラ兄弟の技を模倣したようにメビュームシュート(メビウスと異なり左腕から使用)や、メビュームブレードを模倣したキラーブレード(メビュームブレードとは逆の右腕で使用)、さらにはメビュームバーストを放つことさえも可能となる。かつてのエースキラーの性能テストの時と同じように、技を放つときはヤプールが技名を叫んで指示を送る。その高い戦闘能力でメビウスを相手に善戦するも、アヤの声援を受けて奮起したメビウスがとっさに編み出したウルトラダイナマイトのメビウス版である新技・メビュームダイナマイトによって爆散した。 メビウスキラーの使命はメビウスの抹殺であり、これは失敗に終わるが、ヤプールは倒す際にメビウスが疲弊することも読んで二段構えの作戦を立てていたらしく、疲れ果て元に戻ったメビウス=ミライを、近くにいたアヤとヒルカワもろとも異次元空間に誘拐することには成功した。 スーツアクター:丸山貢治 デザインは丸山浩。原典の写真を見て造形的に上手くいっていないと思った箇所を整理しており、つま先をサンダルの一部にして、脇腹を変更し、オリジナルのカラーリングと同様のものが決定稿となった。 劇場版の『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』ではエースキラーをモデルにした究極超獣Uキラーザウルスが登場した。
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