「黒い十二人の絶望少女」
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アニメ第二期第十一話の前半部のアニメオリジナル回で横溝正史・市川崑風の短編ミステリー。昭和83年を舞台とし、各個人の容姿・性格や担当声優以外は本編と異なる設定。 糸色望(いとしき のぞむ) 東京で探偵事務所を営む名探偵。謎は必ず解くのだが、事件関係者は皆事件が解決するまでに死んでしまうため「絶望探偵」と呼ばれる。 少年風の常月まといが助手を務めているが、本事件には関わらなかった。 甚六警部(じんろくけいぶ) 望の知人の警部。部下は久藤。 糸色叫(いとしき さけぶ) 莫大な遺産があるという有名芸術家。故人。村人達からは絶叫先生と呼ばれていた。12人の未成年の愛人を、表向きは作品のモデルとして屋敷に住まわせていた。顔が望とそっくり。 十二人の少女 藤吉晴美、木津千里、日塔奈美、風浦可符香、小節あびる、音無芽留、関内・マリア・太郎、木村カエレ、加賀愛、三珠真夜、大草麻奈美、小森霧の十二人(1カットのみ、一旧が紛れ込んでいた)。全員喪服を着ている。叫は、少女らが18歳になった時に遺産を均等に分け合うとの遺言を残していた。音無と関内は望が屋敷へ来る前に殺害されていた。その後も木村カエレ、大草麻奈美も十二人の少女たちによって殺害された(十二人の少女は殺し合っていた)。 糸色影郎(いとしき かげろう) 叫の一人息子。存在感が尋常でなく薄いため、ついたあだ名が「蜃気楼」。少女らはその存在を知らず、父親でさえ晩年は影郎のことを忘れていた。
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