「麒麟淡麗〈生〉」のリニューアル
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「麒麟淡麗〈生〉」の記事における「「麒麟淡麗〈生〉」のリニューアル」の解説
発売後も改良は続けられ、2016年4月までに計9回のリニューアルが行われている。 2001年1月31日 - 大麦配合率の最適化と醸造工程の見直しを行い、さらに爽快な味わいとすっきりした後味を実現した。デザインは、外周部の文字をシルバー地・白文字に変更し、「麒麟」のロゴの背景にシルバーの線を入れた。 2001年12月中旬 - 従来は大麦を細かく粉砕していたが、粗挽きした大麦を採用することによって、細かく粉砕した従来の大麦に比べて「渋み」や「香りの変化」の元となる成分を抑制し、大麦本来の「うまさ」を引き出すことに成功した。デザインは、外周部の文字をぐるりと囲む形から()状に囲む形に変更し、「麒麟」のロゴの下の英文を赤字に変更した(淡麗ヒストリーで紹介されている缶は2005年の缶で、この時期の缶ではない)。 2005年1月上旬 - 大麦を20%以上増量し、本格的なうまさを実現すると共に、製造方法を改良することで、鮮度とキレ味を一層強化した。デザインは、「麒麟」のロゴの背景から線を取り除き、「麒麟」のロゴの下に「ORIGINAL BREW」と記した帯を加え、帯の下の英文を黒字に戻した。 2007年1月上旬 - カラメル麦芽の配合率を増やし、原料配合の最適化を図ることで本格感を高めるとともに、糖化条件を見直すことで酸味の質を向上させ、後味のキレを改良した。デザインは、「淡麗〈生〉」の文字の背景に大麦を配し、「麒麟」のロゴの下の帯に「KIRIN TANREI」と記し、波型から直線型にした。 2007年12月中旬 - 大麦の使用量を10%増量し、「キレ」と「飲みごたえ」が両立した“より本格的なうまさ”を実現した。デザインは変更なし。 2009年初頭 - さらに原料配合を最適化し、うまさを際立たせ、キレ味と爽快感を高めた。デザインは変更なし。 2011年2月上旬 - “すっきりとした味わい”と“キレ・爽快”のバランスを生かしながら、ドイツ・ハラタウ産の「ヘルスブルッカーホップ」を増量することによって“爽快な香り”を高め、さらなる飲みごたえを実現した。デザインは、外周部の文字を白地・銀文字でぐるりと囲む形に戻し、「麒麟」のロゴの下の帯に「淡麗」「TANREI DRAFT」と記した。さらに「麒麟」のロゴと中央部の帯の下の英文のフォントを変更し、麒麟と「生」の文字を大きくした。 2012年3月頃 - 缶の右下に「お酒」マークを入れるとともに、ラベル左下に目立たないように入っていた「発泡酒」の表記を「生」の下(250ml以下は「お酒」マークの左)に移した。2013年の本社移転時には、「お酒」マークをチューハイと同じ大きめのものに変更している。大瓶は変更せず、中身についても変更なし。 2015年2月下旬 - 「麒麟淡麗〈生〉」から「淡麗極上〈生〉」(たんれい ごくじょうなま)にリニューアル。大麦を40%増量し、「ダブル仕込製法」を導入し、淡麗史上最高の飲みごたえを実現した。デザインもラベル部分の周りに金色と銀色で渦巻き状の模様を入れ、中央部に「淡麗」、その下に「極上〈生〉」と表記するなど一新している。 2016年4月下旬 - 背景を白地に戻し、「極上〈生〉」の表記をロゴ下の英文の上から下に変更したことで、「麒麟淡麗〈生〉」の頃に近いデザインになっている。中身については変更なし。
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