「不承不承のお別れ」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/14 17:06 UTC 版)
「ピーター・オークレー」の記事における「「不承不承のお別れ」」の解説
2006年8月22日、オークレーは"Telling it all part 11"と題されたヴィデオをアップロードしたが、この冒頭の画面には「不承不承のお別れ」という字幕が付けられていた。それまでの10本のヴィデオとは違い、オークレーはこの11回目には姿を見せることはない。代わりに彼が作り上げたヴィデオに毎回登場してきた黒いオフィス用の椅子が空のまま、静止画で映し出される。ここでは音声のみが作りこまれていた。オークレーが言うには「近い将来かなり忙しくなる」見込みなので、これ以上YouTubeに投稿するヴィデオを作り続けられなくだろうということだった。しかしこの突然の別れの挨拶では、具体的な理由は示されなかった。オークレーは生涯のごく早い時期に、心臓発作を起こした経験があったという。彼が言うには「…年寄りたちにはいつも心臓発作の心配がある。それでも、ああ、私たちは切り抜けている…自分用の錠剤を飲めば、一巻の終りは免れる。」 しかし自分は、投稿を続けるにもすぐに疲労するようになってきているし、一休みする時期だと思う、ということだった。締めくくりでは彼に忠実な視聴者たちに向けて、今後もサイトに立ち寄るだろうし、ヴィデオを見てたくさんのコメントやメッセージにも目を通す、それに彼へのヴィデオ・レスポンスも視聴すると請合った。終りはいつもの文句で「グッドバイ」、そして背景音楽にポップソング「ザ・グレート・プリテンダー(偉大な偽善者)」が流され、続いて画面上を字幕のメッセージが上昇していく。「どうか解ってください。どんなウェブサイト(実在していようと掲示されているだけのものであろうと)も私のものではなく、私が賛同しているものでもないのです。」 不承不承の別れ方だったが、しかしこの後、オークレーは"Telling it all part 12"を投稿して復帰した。そこで彼はYouTubeのファンたちに手短に挨拶して、今後もサイトにとどまり、寄せられる前向きなコメント全てには目を通していくと告げた。また彼のファンの提言に従って、これからもヴィデオを作り続けるつもりだと語った。
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