「イエイエ以後」、「CM元年」の演出
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「今井和也」の記事における「「イエイエ以後」、「CM元年」の演出」の解説
1967年、レナウンはテレビ朝日系列の映画番組『日曜洋画劇場』のスポンサーとしての番組提供を開始。なかでも、新発売の組み合わせニット「イエイエ」のCMは、カラフルなポップアートのアニメーションと実写を組み合わせた映像、ビートの利いた音楽、ファッションショーさながらに画面一杯に闊歩する女性たちという、それまでのCMの常識を覆した作品となった。同年、このCM「イエイエ」はACCグランプリを受賞。以降、CM自体がエンターテイメント性を持つ新たな流れは、「イエイエ以後」「CM元年」という言葉で表現されることとなった。 「シリーズ肌着」では青島幸男、コント55号、紳士既製服「ダーバン」では、アラン・ドロン、カジュアルブランド「シンプルライフ」では、ピーター・フォンダ、リンゴ・スターなど、話題性のあるキャラクターを次々に起用。ファッション、ユーモアとエンターテイメント性を融合したそのCMの数々は、単に商品の宣伝媒体という枠を超えて、時代の風を表現する作品として世に送り出されていった。
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