《等》の正しい読み方とは? わかりやすく解説

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《等》の正しい読み方

「等」の正しい読み方

「等」は公文書などではもっぱら「とう」と読まれる慣用的に「など」あるいは「ら」とも読まれる送り仮名振って「ひと(しい)」と読む場合もある。

「等」の意味解説

「等」には、「均等」や「対等」などのように均整取れていて等しい」という意味があるまた、一等」「上等」などのようにものごと序列等級階級」を示す意味も持つ。この他にも「野球サッカー等」などのように、「同種の物事状況、状態を表す語を複数並べてその他にもまだある」ことを示唆するといった意味もある。

また、「等」は慣用的に「など」「ら」と読む場合があり、それぞれの読み方によって異なる意味を示す場合がある。「など」と読んで使う場合は、「春休み夏休み等(など)」のように、同種のものを並べて示す使い方や、「スマホ等(など)でメールを送る」のように、同種のものから例を一つ示す使い方、「これ等(など)もお似合いです」のように、断定避けて物事婉曲に表現する使い方もある。「ら」と読んで使う場合は、「我等(ら)」のように複数の意味表したり、「私等(ら)の出る幕ではない」「奴等(ら)の好きにさせない」などのように謙遜軽蔑の意味持たせる場合用いる。

なぜ「等(とう)」と読むのか・理由

「等」を「とう」と読むのは、平成22年内閣告示内閣訓令により定められた「常用漢字表」にその読み方示されているという理由よる。ただし常用漢字表にある読み方は、あくまでも公的な場での使用目安であり、常用漢字表にないからといって、「等」を「など」「ら」と読む慣用的な読み方誤りというわけではない。

「等」の類語・用例・例文

「等」の類語としては、「仲間達(たち)」のように複数の意味を表す「達」、「男女共(とも)」のように全てが同じ状態や状況にあることを示す「共」などを挙げることができる。

「等」の用例例文としては、「等価交換方式マンション建設する」「対等な立場交渉する」「新型インフルエンザ等対策特別措置法基づいて処置を行う」「賞品一等から三等まで用意されている」「特等席から試合観戦する」などを示すことができる。

「等」の英語用例・例文

「等」の英語は、等級を示す場合は「class」となり、「the first class一等)」「the second class二等)」などを用例として挙げることができる。また、同種の物事状況、状態を表す語を複数並べてその他にもまだある」ことを示唆する場合は「and so forth」となり、用例としては「Don't forget to buy milk, eggs, butter, and so forth牛乳・卵・バター等を買うのを忘れるな)」などを挙げることができる。



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