《童顔》の正しい読み方
「童顔」の正しい読み方
「童顔」は、「どうがん」と読む。「どうがお」は間違った読み方であり、慣用読みにも存在しないため正しく読むように注意をする必要がある。「童顔」の意味解説
「童顔」は、幼い顔、子供っぽい顔という意味であり、実年齢より若く見える人に多く存在する。若い人に対しても成人している人に対しても使われる言葉で、使い方によって良い意味にも悪い意味にもなる言葉だ。例えば、「若々しい」という意味で使用するのであればポジティブな言葉となるが、「子供っぽい」という意味で使用するのは相手を少しバカにしているようにも受け取れられる。したがって、相手を褒めたつもりで使ったとしても、前後の文章によっては相手に不快な思いをさせてしまう場合もある。また、単純に「童顔」であることにコンプレックスを持っている人もいるので、相手の気持ちを考えてから使用することが望まれる。
なぜ「童顔」と読むのか・理由
「童顔」は、「童」と「顔」という文字から成り立っている言葉である。「童」は子供という意味を持ち、訓読みでは「わらべ」「わらわ」、音読みでは「どう」となる。そして「顔」は訓読みで「かお」、音読みでは「がん」と読む。また、「顔」には表情や顔立ちのほかにも出席する予定の人や知名度、面目や顔つきなど複数の意味があり、「童顔」は顔立ちを表す言葉のため「童」と「顔」を合わせて共に音読みにして「童顔」となる。「童顔」の類語・用例・例文
「童顔」には類語として「幼顔」や「紅顔」、「ベビーフェイス」などがある。「幼顔」は幼い時のその人の顔つき、という意味で子供の頃の幼い顔つきが面影となって残っていることを表す。「紅顔」はつやがあり、年齢も若いということを指す言葉であり褒め言葉として用いられる。「ベビーフェイス」は可愛らしい、子供のような顔立ちという意味があり、プロレスの世界では悪玉であるヒールに対する善玉を表す。なお、「童顔」の例文としては「彼女は童顔で可愛い印象を受けるが、とても柔道が強い」や「彼は自分が童顔であることに、とても悩んでいます」「あなたは童顔で、うらやましいわ」などが挙げられる。
「童顔」の英語用例・例文
「童顔」を英語で表すと、「baby face」や「young face」となる。例文では「I look younger than my actual age because I have a baby face.(私は童顔ですので実際の年齢よりも若く見られます)」や、「She's a young face,but think it's a complex.(彼女は童顔だ、しかしそれをコンプレックスに思っている)」などとなる。また、「He is 50 years old but he has a real baby face.(彼は50歳だけど、とても童顔なんです)」なども例文として挙げられる。- 《童顔》の正しい読み方のページへのリンク