α7シリーズ(標準モデル)
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「α (カメラ)」の記事における「α7シリーズ(標準モデル)」の解説
α7 (ILCE-7)(2013年11月15日発売) - 世界初のフルサイズミラーレスカメラ。有効約2430万画素フルサイズExmor CMOSセンサーを搭載。α99比約3倍高速化されたBIONZ Xを搭載し、位相差AFとコントラストAFを組み合わせたファストハイブリッドAFに対応した。約236万ドットのXGA OLED Tru-Finderを搭載。2020年9月販売終了。 α7 II (ILCE-7M2)(2014年12月5日発売) - α7の後継機。Eマウント機で初めてかつフルサイズ機では世界初のセンサーシフト式5軸手ブレ補正が搭載され、殆どのレンズ(Aマウントアダプタ+Aマウントレンズ使用時も含む)で最高4.5段分の手ブレ補正が使用可能になった。イメージセンサー、画像処理エンジンはα7と同様であるが、α7S同様最大ビットレート50MbpsでのXAVC SによるフルHD動画記録・フルHDでの非圧縮(4:2:2、8bit)の全画素読出し動画出力に対応。ファストハイブリッドAFも、AFアルゴリズム見直しによりα7に比べて30%レスポンスが向上した。 α7 III (ILCE-7M3) (2018年3月23日発売) - α7 IIの後継機 (α7 IIは併売)。センサーシフト式5軸手ブレ補正はα7 IIと比べて0.5段分上昇し、5.0段分の補正効果を実現した。センサーは新開発の有効約2420万画素裏面照射型Exmor R CMOSセンサーと新世代BIONZ Xの組み合わせに変更され、常用ISO感度最高51200にアップ、「4D FOCUS」に対応、瞳AFはAF-Cでも利用可能になった。シャッターユニットが変更されたことによりメカシャッターでのAF/AE追従最高約10コマ/秒の高速連写に対応し、サイレント撮影にも対応した。動画記録では新たに4Kに対応し、HLG(ハイブリッドログガンマ)による4K HDR撮影にも対応した。ファインダーは新たにT*コーティングを採用し映り込みを減らしている。 α7 IV (ILCE-7M4) (2021年12月17日発売) - α7 IIIの後継機 (α7 IIとα7 IIIも併売)。センサーシフト式5軸手ブレ補正はα7 IIIから更に0.5段分上昇し、約5.5段分の補正効果を実現した。 ボディは第四世代となり、新開発の有効約3300万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサーExmor R CMOSを搭載し、α1やα7S IIIに搭載されている従来比最大約8倍の 高速処理が可能な画像処理エンジンBIONZ XRが搭載され、露出補正ダイヤルは自由に機能を割り当てられるダイヤルに置き換えられ、静止画/動画/S&Q切り替えダイヤルを新たに搭載。 液晶はバリアングルを採用。また動画はスーパー35mmで4K60pが撮影できるようになり、アクティブモードも搭載。ハイブリッド機として更なる進化を遂げた。
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