α7Sシリーズ(高感度モデル)
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「α (カメラ)」の記事における「α7Sシリーズ(高感度モデル)」の解説
α7S (ILCE-7S)(2014年6月20日発売) - Eマウント搭載のフルサイズ機で、α7の派生機、高感度モデル。"S"はSensitivityのSである。最大ISO409600(静止画・動画)の1220万画素フルサイズExmor CMOSセンサーを搭載。最大ビットレート50MbpsでのXAVC Sによるフルハイビジョン動画撮影がαシリーズで初めてできるようになったほか、フルHD・4Kで非圧縮(4:2:2、8bit)の全画素読出し動画出力を実現している。ただし、非圧縮の全画素読出し動画出力によるフルHD・4K動画記録には別売りのHDMIケーブルとレコーダーが必要。2020年9月販売終了。 α7S II (ILCE-7SM2)(2015年10月16日発売) - α7Sの後継機。α7 II/7R IIと同様にセンサーシフト式5軸手ブレ補正を搭載し、本体での4K/30p動画撮影、14ビット非圧縮RAWフォーマット記録に対応した。α7S/7R IIと同様フルHD・4Kで非圧縮(4:2:2、8bit)の全画素読出し動画出力に対応。またファストインテリジェントAFも従来の25点から169点に増加し、動画撮影時にα7Sと比べて2倍の高速AFを実現。内蔵EVFにはα7R IIと同様にZEISS T*コーティングを施している。2020年9月販売終了。 α7S III (ILCE-7SM3) (2020年10月9日発売) - α7S IIの後継機。新開発の有効約1210万画素フルサイズ裏面照射型Exmor R CMOSセンサーを搭載し、α7S同様の最大ISO409600を実現、さらに15+ステップのダイナミックレンジ、All-IntraやH.265を採用したXAVC HSを使用した最大4:2:2 10bit 4K 120p動画記録、α7Sシリーズ初となるファストハイブリッドAFを搭載した。また画像処理エンジンも刷新され、従来のBIONZ X比最大8倍高速化されたBIONZ XRが採用された。ファインダーは過去最高の約944万ドットとなった。液晶モニターはα Eマウント機として初のバリアングル方式を採用。HDMI Type-A端子を搭載。USB PD方式での高速充電に対応した。メモリーカードは新たにCFexpress Type Aに対応し、SDXCカードとCFexpress Type Aに対応したデュアルスロットを搭載した。
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