フェアリングとは? わかりやすく解説

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フェアリング【fairing】


フェアリング


フェアリング

英語 fairing

空気抵抗低減揚力低減のための、導風板(整流板)。タイヤ前につけて、走行風がタイヤぶつかって起こる渦流を防ぐもの。また、オープンスポーツカーでドライバー背後のリヤカウル上面設けられ整流板は、ヘッドフェアリングと呼ばれる

フェアリング


フェアリング

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

カウル

【別称】フェアリング,カウリング
空気抵抗を減らすため車体ついているカバーカウリング呼ばれることもある。 バイク場合、たとえ風が吹いていなくても、走行中は前方から風吹いているのと同じ状態になる。もちろんなくても普通に走ることはできるけど、あれば体に当たる風を減らして疲労軽減できるのだ。そのため、カウルは風を受け流すカタチをしており、風の抵抗を減らす工夫こらされている。 また、車体全体フォルム紡錘形呼ばれる流体力学のっとった形に近づけることで、体積重量増えるものの空気抵抗を減らすことが可能。空気抵抗減らせればスピードアップにもつながる。現在、コンマ1秒を争うレース分野ではこのカウルを使用することが常套手段であり必需品となっている。 カウルは、カタチ付ける場所によって名称が細かくわかれている。フルカウル車体全体がカウルに覆われている状態。各部分の名称で、アンダーカウルエンジンの下に付けるカウル。レース用のモデルなどに多く見られるハーフカウルは、フルカウルからアンダーカウル取ったものといったイメージビキニカウルは、メーターヘッドライトのあたりに取り付ける小さめのカウル。テール・リヤ・シートカウルはシート後方取り付けるカウルのことをいう。 カウルのことをフェアリングという場合もある。
関連用語ウインドプロテクション レーサーレプリカ

フェアリング

名前 Fearing

フェアリング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/11 03:15 UTC 版)

フェアリング(Fairing)とは空気抵抗を減らす為に飛行機やオートバイ等に被せる部品。「整形する」といった意味を持つ。




「フェアリング」の続きの解説一覧

フェアリング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/06 21:17 UTC 版)

GSLV-III」の記事における「フェアリング」の解説

ペイロードフェアリング直径5m複合材製で、ペイロード収納する部分容積は110m3である。

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フェアリング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 16:29 UTC 版)

H-Iロケット」の記事における「フェアリング」の解説

第3段直径増大伴って直径3mのフェアリングを使用する予定であった

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フェアリング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 03:12 UTC 版)

アリアン5」の記事における「フェアリング」の解説

第2段の上にはペイロード人工衛星ISSへの貨物など)があり、打ち上げ時にはペイロードを覆う流線型のフェアリングで覆われている。このフェアリングは空気抵抗が無い十分な高度(通常は約150km)に達すると分離されるようになっているまた、中に衛星格納するスペクトラシルダといったモジュール用いその上にさらに衛星とフェアリングを重ねることで、複数衛星同時打ち上げ対応するアリアン5 G+アリアン5 GSES増強型EPS上段ロケット使用する

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フェアリング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 03:04 UTC 版)

H3ロケット」の記事における「フェアリング」の解説

フェアリングはロケット上昇中に人工衛星などのペイロード空気力空力加熱から保護するために使用されるロケット先端につけられ覆いであり、川崎重工製造する。H3ではペイロード大きさ合わせてS型L型2種類からの選択となり、L型容積H-IIA4S型の2.3倍、5S型の1.5倍、H-IIBの5S-H型の1.1倍となり大型化されているが、厚さは約40mmで従来品と同等である。H-IIA/Bではいずれのフェアリングも先端直線的なコーン形状だったのに対して、H3ではより優れた空力形状とするため滑らかな曲線のオジャイブ(ダブルコンター)形状にする。またH-IIA/Bではアルミスキン/アルミハニカムサンドイッチパネル構造であったがH3ではCFRPプリプレグ自動積層スキン/アルミハニカムサンドイッチパネル構造とし、H-IIBの5S-H型では20分割構造だったのに対してH3のL型では8分割構造簡略化した上でボルトではなく接着接合にすることで、コスト削減軽量化同時に達成する。さらに溝と穴を施してハニカム構造海水流入させるようにする事で投棄フェアリングを海没させるようにして、従来行っていた船舶との衝突事故避けるためのフェアリング回収作業をなくす。

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フェアリング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 03:27 UTC 版)

人力飛行機」の記事における「フェアリング」の解説

コクピット周囲を覆うフェアリングは、空気抵抗小さくするために重要である。一方で飛行中パイロット自身から生じる熱によりパイロット体力奪われるため、コクピット内の換気を行うなどして冷却し快適に保つ必要がある空気取り入れ口排気口位置形状面積などを適切に設定しない必要以上空気抵抗増加を招くため結果的に必要出力の増大招きパイロット苦しめることとなる。日本の人飛行機鳥人間コンテスト選手権大会意識した機体多く同大会の規則にある緊急時におけるパイロット脱出可能な構造実現させるため、強度コックピットフレーム全て持たせ、フェアリング自身緊急時パイロット脱出考慮してビーズ発泡スチロールバルサフィルム等の軽量かつ脆弱な材料使われる一方ダイダロスマスキュレアー2といった世界記録保持機では飛行中にフェアリングが受ける風圧による変形空気抵抗増加することを防ぐため、より変形しにくい複合材料用いられている。

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