投網
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/07 18:04 UTC 版)
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日本語では、投げ網/投網(なげあみ)[2]、打ち網/打網(うちあみ)[3]、唐網(とうあみ)ともいう[4][5]。中国語では「投網(簡体字:投网)」という。英語(事実上の国際共通語)では "cast net(日本語音写例:キャスト ネット)" といい、時に "throw net(日本語音写例:スロー ネット)" ともいう。
投網を投げることは「投網を打つ」と表現する。一方、網打/網打ち(あみうち)という場合は、投網で魚を獲ること、および、その人を意味する[6][7](※『転用』も参照のこと)。投網による漁は投網漁(とあみりょう)という。また、投網を思うように投げるべく構えるその動作を指して、手取り(てどり)、または、拵え(こしらえ)という。
注釈
- ^ 1寸 = 約30.303mm。30.303×5 = 151.515。
- ^ 1尋 = 約1.818m。
- ^ 当節にて太字で示した季語は、記載するという形で歳時記が推奨している表現である。歳時記は俳句等においてそれ以外の日本語表現を否定するものではないが、傾向として文語体の趣を好む。つまり、「川狩り」より「川狩」が好まれ、「掻い掘り」が歳時記に記載されていないのに「かへぼり」「掻え掘り」が記載されているのは、そういった趣向による。
- ^ 個々の歳時記によって用語は異なるが、要するに、人の行い。
- ^ 親季語・子季語は、互いに深く関連した複数の季語の中で、最も重要と見なせる一つを「親」、それ以外を「子」に譬えた用語。属する季節は全て同じ。
出典
- ^ “掩網”. 小学館『日本大百科全書:ニッポニカ』. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “投げ網・投網”. 三省堂『大辞林』第3版. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “打ち網・打網”. 三省堂『大辞林』第3版. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “投網”. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “投網・唐網”. 小学館『精選版 日本国語大辞典』. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
- ^ a b c d “網打”. 小学館『精選版 日本国語大辞典』. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
- ^ a b c d “網打ち”. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “沈子(ちんし)”. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “沈子(いわ)”. 小学館『日本大百科全書:ニッポニカ』. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
- ^ a b “網石”. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “沈子(ちんし)sinker”. 小学館『日本大百科全書:ニッポニカ』. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “網石”. 小学館『精選版 日本国語大辞典』. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “網裾”. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “紀の川でアユ解禁!かつらぎ町の〝小鷹網漁〟すてき”. 橋本新聞. 2021年6月8日閲覧。
- ^ “小鷹網漁 鮎釣り名人”. 熊野本宮. 2021年6月8日閲覧。
- ^ “落ちアユ一網打尽 伝統のハメ漁始まる”. 紀伊民報. 2021年6月8日閲覧。
- ^ “細川流網打ちを継承するために - 保存会概要”. 江戸屋形船組合 公式ウェブサイト. 細川流江戸投網保存会. 2019年7月5日閲覧。
- ^ “江戸投網保存会 - 『ぶらり途中下車の旅』”. 公式ウェブサイト. 日本テレビ. 2019年7月5日閲覧。
- ^ “第15回お江戸投網まつり ─江戸情緒たっぷりの伝統文化「網打ち」にカンドー!”. 公式ウェブサイト. 江戸屋形船組合 (2016年). 2019年7月5日閲覧。
- ^ a b “川狩”. きごさい歳時記(公式ウェブサイト). NPO法人「きごさい」(季語と歳時記の会). 2019年6月28日閲覧。
- ^ “瀬干”. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “川干”. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “毒流し”. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
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