庫とは? わかりやすく解説

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く【庫】

読み方:く

⇒こ


こ【庫】

読み方:こ

[音](漢) (呉) [訓]くら

学習漢字3年

[一]〈コ〉物をしまっておく建物。くら。「金庫国庫在庫車庫書庫倉庫文庫宝庫

[二]〈ク〉寺の台所。「庫裏(くり)」


くら【蔵/倉/庫】

読み方:くら

家財商品など安全に保管するための建物倉庫

歌舞伎などで、予定していた興行をやめにすること。→御蔵(おくら)1

鎌倉・室町時代質屋のこと。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/08 02:35 UTC 版)

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庫・厙
各種表記
繁体字 庫/厙
簡体字 库/厍
拼音 Shè
注音符号 ㄕㄜˋ
ラテン字 She
広東語発音: Se3
上海語発音: So3
台湾語白話字 Sià
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または(こ、しゃ)は、漢姓のひとつ。『百家姓』の371番目。

きわめて珍しい姓である。

由来

異体字なのか別字なのか、コと読むのかシャと読むのかについては議論がある。

後漢書竇融列伝に金城太守の厙鈞という人物が出てくる。その注によると、倉庫吏の職をしていた人の末裔であるという。また、に厙姓のものがあり、舎(しゃ)と読むと同注に言っている[1]

ほかに、『魏書』官氏志によると、鮮卑の庫傉官氏が漢化して庫姓に改めたという[2]

広韻』では、庫をコ、厙とシャと読むとするが、庫鈞や複姓の厙狄、庫門、庫傉官は庫の方に含めている[3][4]

朝の学者にはこの2字について多くの議論があり、「庫・厙」の書き分けに反対して、本来は「庫」と書いてコともシャとも読むのだという意見と、非漢族の姓では「厙」と書くのだとする意見とがあった[5]

著名な人物

なし。

脚注

  1. ^ 後漢書』竇融列伝注「前書音義曰:厙姓、即倉庫吏後也。今羌中有姓厙、音舎、云承鈞之後也。」
  2. ^ 魏書』官氏志「庫傉官氏,後改為庫氏。」
  3. ^ 広韻』去声十暮・庫(苦故切)「『風俗通』云、古守庫大夫之後、以官為氏。後漢輔義侯庫鈞。亦虜複姓二氏。有少師厙狄峙。又有庫門氏。亦虜三字姓。『前燕録』有岷山桓公庫傉官泥。」
  4. ^ 広韻』去声四十禡・厙(始夜切)「姓也。出『姓苑』。今有之。」
  5. ^ 王先謙『後漢書集解』。「銭大昕曰(中略)古読庫有舎音、猶車音尺遮反、余音食遮反。『広韻』禡部有「厙」字云「姓也。」此流俗之字。王鳴盛曰(中略)『説文』「庫、兵車蔵也。」厂部無「厙」字。此流俗妄造、正如角里別造甪字代之。鄭樵通志』氏族略載「厙氏、音舎、天台括蒼有此姓。」此妄拠委巷小人之姓以為典、実不足信。(中略)沈欽韓曰、本『広韻』『風俗通』、卻非妄撰。『広韻』十一暮又云「庫、亦虜複姓。」『新唐書』董衝釈音「厙狄」音「赦」、是作舎音「者」。即虜複姓省従厙、与庫相混耳。」

出典:『Wiktionary』 (2021/09/19 10:47 UTC 版)

発音(?)

熟語


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