エンディアン

デジタル大辞泉

エンディアン【endian】

読み方：えんでぃあん

多バイトのデータをメモリーに記録したり転送したりする際の順番のこと。データの上位バイト（上位の桁）から順序づける方式をビッグエンディアン、下位バイト（下位の桁）からの方式をリトルエンディアンという。エンディアンネス。バイトオーダー。

IT用語辞典バイナリ

エンディアン

別名：バイトオーダー
【英】endian, byte order

エンディアンとは、多バイト（2バイト以上）のバイト幅を持つ整数データをメモリーに格納する際の、記録・転送方法のことである。どのデータから順にメモリーに格納するのかを規定するもので、バイトオーダーともいう。

最上位のデータから順に記録・転送する方法を「ビッグエディアン」、最下位のデータから順に記録・転送する方法を「リトルエディアン」と呼ぶ。

一例として、Sun MicrosystemsのSPARCはビッグエンディアンを採用しており、Intelのx86系はリトルエンディアンを採用している。また、必要に応じてビッグエンディアンとリトルエンディアンを切り替えることが可能な「バイエンディアン」と呼ばれる方式もある。

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ウィキペディア

エンディアン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/18 14:10 UTC 版)

エンディアン(endianness)あるいはバイトオーダ(byte order)は、コンピュータの記憶装置に複数バイト(多バイト)からなる数値を記憶する際の、各バイトの順序についての規則。記憶装置は通信路ともみなせるため、通信で複数バイトを扱う際の、送る順序の規則。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

エンディアン

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 08:43 UTC 版)

名詞

エンディアン

1. (プログラミング) 複数バイトにわたるデータを格納する順序。バイトオーダーとも。人間が扱うアラビア数字などのように最上位のバイトから記録するビッグエンディアンと、それとは逆に最下位のバイトから記録するリトルエンディアンとがある。

語源

英語: endian

類義語

• バイトオーダー

派生語

• ビッグエンディアン
• リトルエンディアン

翻訳

• 英語: endian ^(en)