静態保存とは? わかりやすく解説

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せいたい‐ほぞん【静態保存】

読み方:せいたいほぞん

実用されなくなった機械類を、操作運用を必ずしも前提としない状態で保存しておくこと。「蒸気機関車の—」⇔動態保存


静態保存

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 08:26 UTC 版)

静態保存(せいたいほぞん)とは、機械類が、本来の用途としての動作・運用が可能とは限らない状態で保存されていることである。対して、動作・運用可能な状態で保存されている場合は動態保存(どうたいほぞん)と言う。静態保存の状態から動作・運用可能な状態に復元することも行われる(その行為をレストレーションと言う。蒸気機関車に多い。なおこの動態復元の際に、別の静態保存のものから部品を供出させる例もある)。




「静態保存」の続きの解説一覧

静態保存

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 06:17 UTC 版)

国鉄オハ35系客車」の記事における「静態保存」の解説

画像番号所在地備考 オハ35 2001 埼玉県さいたま市大宮区錦町大宮総合車両センター 岩手県盛岡市岩手県営運動公園保存されていたが、2012年平成24年12月同所移設された。 オハ35 206 愛知県名古屋市リニア・鉄道館 登場時の車内復元の上保存されている。 オハ35 441 静岡県富士市入山瀬交通公園 富士市立図書館でごいち文庫として利用されている。 スハ42 2047 神奈川県川崎市多摩区生田緑地 オハ36 125オハフ33 364 北海道小樽市手宮一丁目小樽市総合博物館 オハフ33 488 福岡県北九州市門司区和布刈公園 車内改装されカフェ休憩室として使用されている。 オハフ33 2424 愛知県蒲郡市博物館 屋根下に置かれ車内公開されている。 オハフ33 451 北海道三笠市幌内町三笠鉄道記念館 オハフ33 1527 樽見鉄道谷汲口駅樽見鉄道オハフ502。 オハフ33 1568 北海道穂別町富内鉄道記念公園 ライダーハウスとして利用されている。 保存後に解体された車両 オハ35 2004 仙台市ガス局 1972年昭和47年10月より同局旧・原町工場引込線跡で保存されていた。1995年平成7年解体オハ35 2329 東海旅客鉄道浜松工場 2013年平成25年9月ごろに解体された。 オハ35 857 大井川鐵道新金谷車両区 先述のとおり、2016年平成28年7月解体された。 オハ35 26 西日本旅客鉄道JR西日本宮原客車区(現・網干総合車両所宮原支所1996年平成8年3月1日解体された。 オハ35 1058 岡山県佐伯町役場現・和町役場佐伯総合支所2006年平成18年3月ごろに解体された。 オハフ33 33 JR西日本網干総合車両所宮原支所 2015年平成27年5月25日スエ30 2とともに解体された。 オハフ33 48オハフ33 289 梅小路蒸気機関車館(現・京都鉄道博物館イベント運転で使用されることもあったが、その後展示用となり本線での運行行われず2009年平成21年)までに両車ともに解体された。 オハフ33 115 佐久間レールパーク 展示候補入らず2010年平成22年7月までに解体された。

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静態保存

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 03:46 UTC 版)

国鉄60系客車」の記事における「静態保存」の解説

60系客車静態保存車一覧画像番号所在地備考 オエ61 67 北海道天塩郡豊富町豊富西3条7丁目豊富駅オハ62 91 北海道紋別郡湧別町計呂地2620計呂地交通公園(旧計呂地駅跡) C58 139およびスハ45 17連結され夏期には簡易宿泊施設として営業する以前は左写真のように青色塗装されていたが現在ではぶどう色塗り直されている。 スユニ60 218 北海道空知郡上砂川町中央北1条1丁目旧上砂川駅跡(悲別駅オエ61 301 北海道旭川市 市内自動車整備会社保存されている。 オハフ61 2527 宮城県柴田郡柴田町船岡中央1丁目船岡駅緑地 ED71 37連結されている。 オハフ61 2752 福島県喜多方市熱塩加納町熱塩日中線記念館旧日中線熱塩駅跡) オハユニ61 107 群馬県安中市松井田町横川碓氷峠鉄道文化むら オハ61 930 奈良県天理市田井庄町田井庄公園 D51 691と連結されている。 マニ60 2387 広島県廿日市市大野387-3ちゅーピーパーク 敷地内倉庫として利用 オハ61 1030 福岡県北九州市小倉北区金田3丁目1-1九州旅客鉄道小倉総合車両センター D51 542並べられているが、台車以外の床下機器撤去されている。当初塗色変更し記念資料館として使用されていたが、現在はぶどう色戻され車内公開されていない保存後に解体された車両 オハ62 95 北海道釧路市阿寒町炭鉱鉄道2007年10月解体 スユニ60 301オハ62 76 北海道広尾郡大樹町寿通一丁目広尾線大樹駅2000年解体 オハ62 94 北海道河東郡上士幌町上士幌町鉄道記念館(旧士幌線上士幌駅2010年6月解体 オエ61 80 北海道旭川市 1995年時点では現存解体時期不明 オエ61 71オエ61 59 北海道深川市 解体業者で保管されていたが、2009年解体された。 オハフ61 3055 福島県郡山市JR東日本郡山総合車両センター 2002年解体 オハフ61 2542 群馬県高崎市 高崎駅前に設置され当初喫茶「ヴォワチュール」、のちに「ジパング倶楽部高崎」として使用された。 オヤ62 11オヤ62 12 三重県松阪市大津町レジャー施設ポッポーパルコ カラオケハウスとして使用された。2004年3月解体。 スロフ81 2111 大阪府大阪市淀川区JR西日本宮原客車区 1996年2月29日解体 スロ81 2122 兵庫県加古川市健康ひろば加古川 敷地内サシ581とともにレストラン(すし屋お好み焼き屋)として利用される(2008年解体) オハ61 1549オハ61 1570 愛媛県喜多郡五十崎町吉田ホテルWHEEL 2007年5月解体 このほかに当系列から改造され車両としてキハ08 3が京都府与謝郡与謝野町加悦SL広場保存されている。

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静態保存

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 17:06 UTC 版)

京都市交通局狭軌1形電車」の記事における「静態保存」の解説

廃止後に大半近畿地方各地引き取られ保存された。日本国内保存されたものは年月経過とともに多く解体されたものの、数両が残存している。そのうち平安神宮神苑保存されている2は、2020年に国の文化審議会により重要文化財指定対象として答申された。また、京都市大宮交通公園保存されていた1は、2020年交野市霊園施設移設され、法要施設として使用される。 なお、17・19アメリカ合衆国南カリフォルニア鉄道博物館渡った

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静態保存

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 12:04 UTC 版)

国鉄キハ58系気動車」の記事における「静態保存」の解説

キハ58系気動車静態保存車一覧画像番号所在地備考 キハ58 787 岐阜県美濃加茂市JR東海美濃太田車両区 2001年伊勢車両区廃車後同所保存キハ28 3019 福井県敦賀市敦賀赤レンガ倉庫 和歌山県西牟婁郡白浜町アドベンチャーワールドにて期間限定鉄道イベント展示品としてJR西日本より無償譲渡紀勢本線紀伊新庄駅よりトレーラー搬送されイベント終了後競売出品されたが、高額な輸送費がネックとなり買い手つかないまま終了し屋内施設一部として事実上の静態保存。2016年搬出され、鉄道車両輸送業者アチハ本社大阪市住之江区)で保管されていた。その後敦賀市金ヶ崎緑地敦賀港駅界隈再整備するに当たり、散在する鉄道遺産活かすことを決定し、その一環として小浜線走った実績がある本形式購入した2018年5月同所北側隣接地屋外移設され保存キハ58 554 広島県山県郡安芸太田町大字穴旧・可部線安野駅跡地 2003年廃止された同駅でにて保存腐蝕激しく2021年下半期に、雨漏り対策のため、屋根ブルーシート張られるようになったキハ58 563+キハ28 2329 岡山県津山市津山まなびの鉄道館 キハ58 624 群馬県安中市上信越自動車道横川サービスエリア上り線 メモリアルコーナーで同車運転台部分新たに製造した客室モックアップ接合した状態で2009年3月26日より保存車両番号当時再現している関係からかキハ57 26である。 キユ25 1 愛媛県松山市 1986年廃車後レストランとして使用キユ25 2 愛媛県松山市 1986年廃車後喫茶店として使用されていた。保存後の道路整備移転した際、車体中央でニつに分割されている。 キニ58 1 群馬県安中市松井田町碓氷峠鉄道文化むら

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静態保存

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 13:31 UTC 版)

京阪60型電車」の記事における「静態保存」の解説

700系更新改造に際して余剰となった中間台車1台と、最後まで残っていた63車体は、錦織車庫片隅長期わたって保管されていた。 その後700系架線電圧1500 V昇圧備え1977年から翌1978年にかけて車体のみを流用した機器新造1000系3代目)更新された。このとき不要となった60由来機器台車700系から取り外された後も保管され1980年京阪電鉄創業70周年事業一環として、これらを使用して63新造時の姿へ復元する工事実施された。 ただし、この時は700系への改造時にコイルバネ化されていた両端D-12(NSD-12)台車枕バネ排障器周りや、プレート車輪交換されスポーク車輪復元されず、廃車時に1基余って車体ともども保管されていた中間台車だけが原型通りというちぐはぐな状態であった。またポールシングルのまま、前面特徴的だった中央上部通風器復元され最終期のまま、と、全般にいていささか考証欠いた姿での展示となったポールについては公開開始しばらくして京福電気鉄道から寄贈されポール2基とそのトロリーレトリーバーを用いて復元された。このため復元され63ポールは2本ずつ異なった形状となっている。 以後長らく京阪歴史的車両として「ひらかたパーク」に静態保存されていたが、1995年から1996年にかけて実施された同園リニューアルに際して補修兼ねた修復工事実施されD-12台車枕バネ回りスポーク車輪など前回手がつけられなかった部分についても塗装再現するなど、形状みながら原型忠実な復元工事実施された。 その後2000年実施された「ひらかたパーク」の再リニューアルに伴い保存スペース失ったため、寝屋川車庫移動し現在に至る。通常時屋内保存されており、「鉄道の日」などのイベント時などに公開されている。 年表 1980年昭和55年3月5日 - ひらかたパーク63保存展示1996年平成8年1月8日 - 修復工事のために寝屋川工場へ、 1996年平成8年6月20日 - 2度目修復終えひらかたパーク」へ、バラ園の側に設置公開7月ひらかたパークニューアル後)。 2000年平成12年1月 - ひらかたパークリニューアルにより寝屋川車庫移動2009年平成21年2月23日 - 経済産業省近代化産業遺産認定される

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