統語論
統語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 20:06 UTC 版)
統語形容名詞がよく使われること、「〜にまさる・をしのぐ」 ('to surpass') という動詞を用いて比較を表現することなどが、統語構造について広く見られる。ニジェール・コンゴ語族の言語は、動詞その他の単語と一致を起こす非常に多数の文法的性(名詞クラス)を持つことで有名である。格、時制その他の文法範疇は、声調によってのみ区別されることもある。
※この「統語」の解説は、「アフリカの言語」の解説の一部です。
「統語」を含む「アフリカの言語」の記事については、「アフリカの言語」の概要を参照ください。
統語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 07:57 UTC 版)
中世スペイン語では移動や状態の変化を表す自動詞(非対格動詞)の複合過去(現在完了)には助動詞ser(英語のbe動詞)が用いられていた。 (1) Las mugieres son llegadas a Castiella. 'Las mujeres han llegado a Castilla.'.(女性達はカスティーリャに到着した。) 一方、所属や所有にはaver(形は今日のhaber、意味は現在のtenerに相当)を用いていた (2) Pedro dos fijas ha. 'Pedro tiene dos hijas.'(ペドロには娘が二人いる) 複合過去では過去分詞は常に直接目的語の性・数に一致していた。例えば、 (3) María ha cantadas dos canciones. 'María ha cantado dos canciones.' (マリアは2曲歌った。) (1),(2)の特徴はすでに現代スペイン語では見られないが、フランス語やイタリア語のような他のロマンス諸語では保たれている。以下はフランス語の例。訳は(1),(2)にそれぞれ対応。 (1a) Les femmes sont arrivées à Castille. 'Las mujeres han llegado a Castilla.' (2a) Pière a deux filles. 'Pedro tiene dos hijas.' 無強勢の人称代名詞は肯定命令、不定詞、現在分詞以外の場合、つまり動詞がどんな形であっても動詞の後につくことが出来た、さらに名詞の後も含んでいる(『わがシッドの歌』に多くこの形が出ていることがその証明である)。 一般に無強勢の代名詞は主節では前の語につき、従属節では前置された。 例えば tornós' (tornóse) pora su casa; la mánol' (mánole) va besar = la mano le va a besar(彼は手にキスをしようとしている)。 文の中の語順にかんしては現代のスペイン語よりもいくらか自由であり、しばしば動詞が最後に来る。Cuya es la cosa, genitivo caso es.
※この「統語」の解説は、「中世スペイン語」の解説の一部です。
「統語」を含む「中世スペイン語」の記事については、「中世スペイン語」の概要を参照ください。
統語(syntactic)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 02:13 UTC 版)
「データ型」の記事における「統語(syntactic)」の解説
※この「統語(syntactic)」の解説は、「データ型」の解説の一部です。
「統語(syntactic)」を含む「データ型」の記事については、「データ型」の概要を参照ください。
統語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 06:04 UTC 版)
主語代名詞を不定詞の前に置く。たとえばPara yo saberlo (私がそのことを知るために)、Antes de yo entrar a la casa(私が家に入る前に)など。 疑問文で主語を倒置しない。たとえば¿Qué tú quieres?(何が欲しいの?)、 ¿Cómo tú te llamas?(名前は何?)など。 コロンビアの大西洋沿岸、パナマ、ベネズエラ、ドミニカ共和国では ¿Qué es lo que?, ¿Cuándo es que?, ¿Cómo es que?などの形も質問する時に非常に普通である。 強調のserがある。たとえばLo hice fue en invierno、Teníamos era que descansar muchoなど 3人称のアクセントのある代名詞 (él/ella)を物に言及するときに使う。たとえばÉl (el palo) parece Bongo pero es Magüey.(Él(その棒)はカヌーのようだがリュウゼツランである)、 Ella (la iglesia) tiene las campanas de bronce. (Ella(その教会)にはブロンズの鐘がある)など。 カナリア諸島方言のように、後ろの語と一体として発音される人称代名詞3人称男性複数(los)が動詞が1人称複数の時に使われる。たとえばLos (nos) fuimos(私たちは立ち去った) ドミニカ共和国、キューバ、プエルト・リコ、ベネズエラ、コロンビア沿岸では(他のラテンアメリカのいくつかの場所でも見られるように)主語代名詞を過剰に使う傾向がある。たとえばYo estaba caminando...(私は、(私は)・・・歩いていた)や yo veía...(私は(私は)・・・見ていた) ya tú sabes (すでに君は(君は)知っている)(音声上の問題による)。
※この「統語」の解説は、「カリブ・スペイン語」の解説の一部です。
「統語」を含む「カリブ・スペイン語」の記事については、「カリブ・スペイン語」の概要を参照ください。
統語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/06 15:15 UTC 版)
「スウェーデン語の文法」の記事における「統語」の解説
スウェーデン語ではSVOのV2語順をとる。そのため、主節では動詞が二番目におかれる。形容詞は名詞の前におかれる。詩文では音の都合で形容詞が後ろにおかれる場合もある。
※この「統語」の解説は、「スウェーデン語の文法」の解説の一部です。
「統語」を含む「スウェーデン語の文法」の記事については、「スウェーデン語の文法」の概要を参照ください。
「統語」の例文・使い方・用例・文例
- >> 「統語」を含む用語の索引
- 統語のページへのリンク