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V2語順

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/06/02 02:17 UTC 版)

V2動詞第二位語順(どうしだいにい ごじゅん)とは、平叙文の二番目のが常に動詞または助動詞である語順であり、ゲルマン語派英語を除く)に見られる。V2 語順は、まず動詞または助動詞を文頭に移動し、次に話題を文頭に移動するものと考えられる。一般疑問文では話題化が起きず、V1 語順(動詞第一位)になる。

主節(主文)でのみV2 となるものを CP-V2 と呼び、ドイツ語オランダ語スウェーデン語がこれに当たる。従属節(副文)でも V2 となるものを IP-V2 と呼び、アイスランド語イディッシュ語がこれに当たる。

基底の語順は SOV 型でも SVO 型でもあり得る。ドイツ語、オランダ語は SOV-V2 であり、スウェーデン語、アイスランド語、イディッシュ語は SVO-V2 である。


  1. ^ 福本義憲 (1991), はじめてのドイツ語, 講談社, ISBN 978-4061490734 
  2. ^ 吉田光演 (1995), “ドイツ語の語順の変動について”, 広島ドイツ文学 (広島大学) 9, http://home.hiroshima-u.ac.jp/mituyos/wortstHR.pdf 
  3. ^ 吉田光演 (1995), “動詞第2位文の派生について”, 言語文化研究 (広島大学) 21: 225-246, http://home.hiroshima-u.ac.jp/mituyos/V295my.pdf 
  4. ^ 岡本順治 (2001), “ドイツ語における不変化詞動詞の統語的・意味的連続性”, 『東西言語文化の類型論特別プロジェクト研究』研究成果報告書 4, http://www.pocus.jp/pdfs/continuity.pdf 
  5. ^ Koster, Jan (1975), “Dutch as an SOV Language”, Linguistic Analysis 1: 111-136, http://www.dbnl.org/tekst/kost006dutc01/kost006dutc01_001.htm 


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