学校の怪談 に登場とは? わかりやすく解説

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学校の怪談 (1作目)に登場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 05:30 UTC 版)

学校の怪談 (映画)」の記事における「学校の怪談 (1作目)に登場」の解説

小室香織 事件当日ポプラ社小説では3年前)に病気亡くなった少女幽霊。みんなとの思い出求めて旧校舎に現れ生徒たち行動共にする。 皆が旧校舎から脱出するのを見届けた後、最後に脱出した将太に「私を忘れないでと言い残した集英社版小説エピローグでは、後日談香織視線描いている。 クマヒゲ / インフェルノ 旧校舎を掃除していた用務員。伸一が小学生だったころから学校居り死後学校幽霊として留まっていたが、邪悪な妖怪乗り移る正体蜘蛛のような姿をした凶暴な妖怪怪物)。クマヒゲ自体短気頑固だが、悪霊ではなく悪さはしない目玉眼鏡一体化しており、これをなくすとより醜悪な怪物「インフェルノ」変貌する。 クマヒゲの状態では校則厳しく廊下走っていると「廊下走るな!!」と怒鳴りつける学校全体彼の活動場所であるが、特に用務員室を「自分の城」といって聖域のように扱っており、そこを犯す侵入者には有無を言わさず鬼気迫る表情襲い掛かってくるなど縄張り意識が強い。最後は他の凶暴な妖怪達と一緒にハニ太郎封印されインフェルノ分離し解放されたクマヒゲの幽霊は「廊下は走るなよ!」と優しく注意しながら、旧校舎へ消えていった。 クマヒゲの時は役者インフェルノのときは着ぐるみ表現。その変身過程では特殊メイクアニマトロニクス撮影。元々は「用務員フェルノ」という引っ掛けの名前が考案されていたが、用務員対す差別表現となる可能性があった為、クマヒゲという名前となったエピソードがある。妖怪の姿も子供怖がるだろうという理由蜘蛛モチーフとしている。顔のモチーフ骨盤。名の由来は「地獄」の意。 ポプラ社小説では、クマヒゲは幽霊ではなく普通の用務員で、妖怪になるのは偽者のクマヒゲである(伸一の偽者登場し妖怪になる)。一方集英社版小説では、クマヒゲは登場せず、代わりに生徒屋上から突き落とされ鬼島という事務員の目だけの幽霊登場するみらい文庫では、突き落とされ設定と名前がカットされている)。 メリーさん 冒頭美夏から語られる劇中怪談内容学校舞台にするほかは都市伝説として流布されるものを踏襲しており、一人学校残っていた職員メリーさん殺されその後全身の血を全て抜かれ死体発見されたという。ただし亜からは「職員死亡したら、誰がこの話を伝えるのか」とロジカル矛盾つかれてしまった。 都市伝説においてはフランス人形の姿をしたメリーさん有名だが、劇中ではスイカジャックランタンようにく抜いた姿として登場。これはSFX担当独断行ったもので、この作品のテーマ決定付けている。モーションコントロール・カメラ撮影され素材合成している。 口裂け女 旧校舎の保健室登場。「私ってキレイ?」と笑いながら質問しマスクを外すものの、都市伝説のように質問対象追いかけてはこない。役者演じている。 研輔、将太上記質問に「ブス」と答えポマードポマード」と叫びながら逃げたベートーベンの亡霊 音楽室登場亡霊の楽団演奏指揮をしている。音楽室香織といい雰囲気になろうとする将太のためにムード音楽演奏指揮し将太ウィンクをした。 本編からはカットされたが、ベートーベン肖像画から抜け出して登場するシーン存在する亡霊の楽団 音楽室登場ベートーベンの亡霊指揮の下、音楽室香織といい雰囲気になろうとする将太のためにムード音楽演奏したどぎついメイクをしているほかは数人編成楽団演奏しているだけ。 いずれもワハハ本舗所属役者演じている。ゾンビ特殊メイク加えて多重合成をしている。徐々に旋律崩れていく。 巨人 眼鏡掛けており、ゴム草履を履き、浴衣着た太った巨人男の子で、廊下歩き隠れた笑いかけた。悪さはしない役者演じたものを単純に合成している。天井がどうなっているかは不明。後に発売されDVD-BOX特典ディスク内で、巨人が歩く廊下ミニチュア再現し役者が歩く場面先に撮影し劇中でその映像足元だけが拡大されて映るように合成している様子紹介されているシーンがあるが、このシーンにおいては天井存在していない。 動く粘土の手 図工室にて登場。昔の児童作った油粘土細工の手首が動き出したもの。 映像上では、ドライアイスの中から実際の手をたくさん突き出すことで表現している。粘土変化する部分ストップモーション・アニメーション表現している。 動くホルマリン漬け解剖標本 理科室保存されていたホルマリン漬け動物解剖標本であったが霊の力で蘇生内臓の動き異様にリアル前半終了時には瓶から抜け出て二足で立ち上がる芋虫状の標本登場骨格標本 研輔が理科室から持ち出しその後昇降口放置されてしまったはずが、いつの間にか元の位置戻っていた骨格標本自力戻ったのか、何者かによって戻されたのかは謎。 劇場販売小冊子では妖怪として紹介されている。 動くサッカーボール 最初に出現した妖怪で、不自然な動き反発力で人の目を引き美夏旧校舎に誘導し閉じ込める。この妖怪出現物語日常非日常変える青いチューリップ 夏場旧校舎で瑞々しく活けられている自然界には存在し得ないチューリップの花。これから起こる異質な世界暗示するものとなっている。 光の蝶 退魔の魔方陣修復した際に出現上記妖怪異なり災厄遠ざける力があり、用務員室に閉じ込められていた均と美夏の下へ案内したハニ太郎 前嶋昭人原作の『ハニ太郎です。シリーズからポプラ社作品繋がり映画に登場した埴輪モチーフ埼玉県熊谷市野原古墳から出土した「踊る男女」の男子埴輪である。 厳密に妖怪ではなく普通の埴輪何ら変わりない置物で、自分動いたりする事も無い。旧校舎裏に無造作に放置されているが「神秘の力」で諸悪封じる聖なる依代として物語重要な鍵を握る存在となっている。序盤旧校舎裏で遊んでいた将太友人ボールぶつけて胴と頭部分断されてしまったため、妖怪たち解放されてしまった。 ある程度儀式行えば壊れていても再生可能で何度でも封魔の力を宿すことが出来る為、インフェルノ中心とした多く妖怪からは恐れられている。その為子供たち学校関係者がその存在気付かないように妖怪側も様々な手段用いている。 DVD-BOX特典映像では、繊維強化プラスチックかたどった白色模型中に電球入れて光らせていたと紹介されており、撮影終了後はSFX務めた中子真治自宅でムードランプとして使用されているという。 鏡 旧校舎の階段踊り場取り付けられている鏡で、美夏捜索する背後捕らわれている美夏の姿が映っていた。一面明るく反対側が暗い場合、鏡になるが、ライト当てる透過するマジックミラー特性使い撮影されている。このシーンはこの撮影方法実験的なのだった特撮担当語っている。

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