『蒼銀のフラグメンツ』の登場キャラクター
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「Fate/Prototype」の記事における「『蒼銀のフラグメンツ』の登場キャラクター」の解説
アサシン 声 - 千本木彩花パラメータ: 筋力:D / 耐久:D / 敏捷:A+ / 魔力:C / 幸運:A / 宝具:C スキル: 気配遮断 / 単独行動 / 投擲(短刀) / 変化 / 対毒 8年前の聖杯戦争における暗殺者のサーヴァント。サーヴァント階位は最低の第七位。 髑髏面を装着した褐色肌の若い女性。聖杯戦争開幕から程なくしてはぐれサーヴァントになった所に、沙条愛歌と遭遇する。自身から発せられる毒を受けても平然としている愛歌に圧倒され、以後は愛歌に走狗としての忠誠を誓う。 真名は中東暗殺教団の首魁「静謐のハサン」。歴代の「山の翁」の中でも毒の扱いに長けた人物。宝具は「妄想毒身(ザバーニーヤ)」。 キャスター 声 - 三木眞一郎パラメータ: 筋力:D / 耐久:E / 敏捷:C / 魔力:A / 幸運:B / 宝具:A+ スキル: 陣地作成 / 道具作成 / 高速詠唱など 8年前の聖杯戦争における魔術師のサーヴァント。サーヴァント階位は第六位。マスターは玲瓏館美沙夜の父。 理知的で穏やかな風貌の、長身長髪の男性。アベレージ・ワンと呼ばれる五大元素を操る最高位の魔術師であり、自身もまたマスターたち同様根源への到達を目指す。人格者であり、現代の魔術師はみな自分の教えを学んだ弟子のようなものと認識しており、マスターや美沙夜から深く信任された。しかし一方で魔術師にありがちな非常に冷めた現実的かつ冷酷な性質も持ち合わせている。その高い陣地作成スキルにより玲瓏館の館を「神殿」レベルまでの魔術要塞へと作り変えた。聖杯戦争半ばにおいて、突如として接触してきた沙条愛歌の才覚に深く魅了され、密かに玲瓏館を離反する。その際、愛歌が美沙夜に呪詛をかけられるように細工を施していた。離反の露見後は玲瓏館を完全に見限り、愛歌と再契約を交わす。 真名はルネサンス期に一世を風靡した錬金術師ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス。宝具は「元素使いの魔剣(ソード・オブ・パラケルスス)」。 ライダー 声 - 子安武人パラメータ: 筋力:C / 耐久:C / 敏捷:B / 魔力:A / 幸運:A+ / 宝具:EX スキル: 対魔力 / 騎乗 / カリスマ / 神性 / 皇帝特権 8年前の聖杯戦争における騎兵のサーヴァント。サーヴァント階位は第五位。 自らを王の中の王と称する傲岸不遜な性格の男。マスターの意向より自らの意向を優先させ、玲瓏館陣営との同盟締結に際してもその可否を自ら判断した。その際、美沙夜に「王者の気風」を感じ取り、大いに気に入っている。のち東京全域を焦土にすると発し、晴海埠頭に自らの宝具である固有結界「光輝の大複合神殿(ラムセウム・テンティリス)」を展開してセイバー・ランサー・アーチャーの三騎士を待ち構える。非常に強力かつ唯一無二の宝具を操り、三騎士を相手取ってもなお互角の勝負を繰り広げるが、最後はセイバーの宝具によって敗北した。 真名は「太陽王」と呼ばれるエジプト最高のファラオ・オジマンディアス。宝具は前述の固有結界に加え、軍船としてライダーの乗る浮船「闇夜の太陽の船(メセケテット)」。そして超強力な使い魔として走狗とする神獣・スフィンクスを召喚する「熱砂の獅身獣(アブホル・スフィンクス)」の三つ。 ランサー 声 - 能登麻美子 8年前の聖杯戦争における槍兵のサーヴァント。サーヴァント階位は第四位。 口調は穏やかだが、身の丈ほどもある長槍を軽々と操る女傑。マスターに全てのサーヴァントと戦闘するように命じられており、その中で最大の難敵と見極めた相手の前で霊薬を服用するように強制されている。セイバーを最大の難敵と見定め、その眼前で霊薬を飲み干した。 真名はワルキューレの長女ブリュンヒルデ。宝具は「死がふたりを分断つまで(ブリュンヒルデ・ロマンシア)」と「わたしだけの冥府への旅(ブリュンヒルデ・コメーディア)」。 アーチャー 声 - 鶴岡聡 8年前の聖杯戦争における弓兵のサーヴァント。サーヴァント階位は第三位。 奥多摩山中でセイバーと遭遇し、遠距離射撃による絶技でセイバーを翻弄する。しかしその戦闘の最中、マスターであるエルザを愛歌の支配下に置かれてしまい、最終的にライダー相手に令呪3画で強化された宝具を放ち消滅した。 真名は古代ペルシャの大英雄・アーラシュ。宝具は彼の伝説を再現した強力な一射「流星一条(ステラ)」だが、使うと伝説同様に消滅する。 バーサーカー 声 - 宮野真守パラメータ: 筋力:B+ / 耐久:B+ / 敏捷:C / 魔力:D / 幸運:D / 宝具:C スキル: 狂化 / 自己改造 / 変化 / 怪力 / 無力の殻 8年前の聖杯戦争における狂戦士のサーヴァント。サーヴァント階位は第二位。 穏やかな雰囲気の青年。しかし、宝具である霊薬「密やかなる罪の遊戯(デンジャラス・ゲーム)」の使用により凶暴な獣人のような姿に変貌する。 マスター、そして自らの方針として玲瓏館の館を執拗に狙う。セイバーとは二度矛を交えるが、いずれも不利な状況下を強いられ、最後はマスターを殺害された挙句、自らもライダーの宝具によって消滅した。 真名はヘンリー・ジキル、そして反英雄ハイド。有名な怪奇小説の主人公。正確にはそのモデルとなった人間。 『Fate/Grand Order』では、アサシンのジキルとして召喚されるが、宝具発動によりバーサーカーのハイドに切り替わるようになっている。 沙条母 沙条綾香と愛歌の母。故人。 8年前の聖杯戦争の時点で既に死亡している。彼女もまた魔術師であったようで、遺産として広大なガーデンを綾香のために残した。 玲瓏館父 声 - 伊藤栄次 玲瓏館美沙夜の父。8年前の聖杯戦争におけるキャスターのマスター。マスター階梯は第三位・座天使。 極東屈指の名門魔術師・玲瓏館家の主にして、歴代でも優秀な魔術師として知られる男性。東京杉並に豪邸を構え、また政財界とも繋がりを持つ。聖杯戦争においてはキャスターの助力を得て神殿レベルの魔術工房を形成し、また屈指のサーヴァントであるライダー陣営と同盟を結ぶなど策を巡らした。特に後者は自己強制証明(セルフ・ギアス・スクロール)を用いた絶対遵守の契約だったが、キャスターの離反によって図らず契約違反となってしまい、ギアスの強制によって頓死する。美沙夜の呪詛については原因を看破していたが、それを正確に美沙夜に伝える事ができず、その結果美沙夜は長年、その呪いを父によるものであると勘違いをしていた。 伊勢三玄莉(いせみ しずり) 声 - 小柳基 8年前の聖杯戦争におけるライダーのマスター。仮面を付けた老人。マスター階梯は第四位。 東京奥多摩に魔術工房を構える魔術集団の長。ライダーを使役しきれていない点があるものの、十分な防御を構えて敵マスターを迎撃する。 ナイジェル・セイワード 声 - 橋詰知久 8年前の聖杯戦争におけるランサーのマスター。「心理の支配者」の異名を持つの魔術師。マスター階梯は第二位。 エルザ・西条(エルザ・さいじょう) 声 - 洲崎綾 8年前の聖杯戦争におけるアーチャーのマスター。マスター階梯は第五位。 日本とドイツのハーフ。 來野巽(きたの たつみ) 声 - 田丸篤志 8年前の聖杯戦争におけるバーサーカーのマスター。魔術の存在も知らないごくごく平凡な高校2年生。マスター階梯は第七位。 偶然バーサーカーを召喚し、聖杯戦争に巻き込まれてしまう。 母方の一族が魔術師の家系の末裔であるらしく、右目に生物の動きを停止させる魔眼を持つ。 仁賀征爾(じんが せいじ) 声 - 伊丸岡篤 アサシンを召喚した魔術師。年齢は20代、魔術系統は錬金術。マスター階梯は第六位。 召喚直後のアサシンの姿に魅了され、不用意に触れた結果彼女の毒によって死亡した。 來野環(きたの たまき) 声 - 田中あいみ 來野巽の妹。中学3年生。実家の広島で両親と暮らしている。音信不通となった兄の様子を見るため、単身で上京してくる。 玲瓏館母 玲瓏館美沙夜の母。 父や美沙夜とは違って直接的には魔術世界とは関わりのない人物。聖杯戦争期間中は家令や使用人らとともに、伊豆の別邸へと退避していた。聖杯戦争後、程なく病に倒れ没した。 ネフェルタリ 声 - 石見舞菜香 ライダー / オジマンディアスの過去回想に登場。オジマンディアス最初の妃であり、数多くいる妃の中でも最も愛された少女。 モーセ 声 - 緒方恵美 ライダー / オジマンディアスの過去回想に登場。義兄弟の契りを結んだ親友であり、幼い頃から共に成長した。伊勢三杏路と風貌が似ている。 シグルド 声 - 津田健次郎 ランサー / ブリュンヒルデの過去回想、およびドラマCD第1巻の特典小説「鎧纏わぬ私に」に登場。生前の恋人。 ルキウス・ヒベリウス 声 - 細谷佳正 セイバー / アーサーの過去回想に登場。アーサーの時代のローマ皇帝であり、ブリテンに侵攻して激闘を繰り広げた。 モードレッド 声 - 石谷春貴 セイバー / アーサーの過去回想に登場。アーサーの息子。彼に対して歪み狂った愛を抱いており留守の間に叛逆を起こす。 外見は『Fate/stay night』で言及された容姿とは異なりアーサーによく似ており、愛されていたという自覚は持ち合わせていた。 マーリン 声 - 川澄綾子 セイバー / アーサーの過去回想に登場。アーサーに仕えた魔術師。 『Fate/stay night』に登場するアーサーは女性で、マーリンは男性であるが、本作ではアーサーが男性、マーリンは女性と入れ替わっている。 ビジュアルは『Fate/Grand Order Arcade』で初めて公開された。
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