呪詛とは? わかりやすく解説

じゅ‐そ【呪×詛/呪×咀】

読み方:じゅそ

[名](スル)古くは「しゅそ」》神仏悪霊などに祈願して相手災いが及ぶようにすること。のろうこと。「身の不運を—する」


ず‐そ【×詛】

読み方:ずそ

《「ず」は「じゅ」の直音表記》「じゅそ(呪詛)」に同じ。

「いかに—悪念深く侍りたうぶらむ」〈宇津保・嵯峨院〉


呪詛

読み方:ジュソ(juso)

まじない、のろい


呪詛

読み方:カシリ(kashiri)

(1)神に祈って人を呪うこと。
(2)法語唱え施主亡者福利を願うこと。

別名 呪願


呪詛

読み方:マジナイ(majinai)

自分護るために寄り来る魔や鬼をしりぞけ避けようとする術。

別名


とこい 【呪詛】

神道で神に祈って他人に災禍を蒙らせようとすること。のろい。そのために使う物を詛戸という。

呪詛

作者毛利志生子

収載図書猫鬼―カナリア・ファイル
出版社集英社
刊行年月2000.6
シリーズ名集英社スーパーファンタジー文庫


呪詛

作者セルマ・ラーゲルレーヴ

収載図書小山内薫
出版社大空社
刊行年月2003.3
シリーズ名明治翻訳文学全集


呪詛

作者徳田秋声

収載図書徳田秋声全集35巻 呪詛・萌出るもの
出版社八木書店
刊行年月2004.3


呪詛

読み方:ジュソ(juso)

作者 深尾須磨子

初出 大正14年

ジャンル 詩集


呪い

(呪詛 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 04:41 UTC 版)

呪い(のろい、詛い)は、またはが、物理的手段によらず精神的あるいは霊的な手段で、悪意をもって他の人や社会全般に対し災厄や不幸をもたらさしめんとする行為をいう。


  1. ^ 「呪い」にマジナイとノロイの別があるように、「調伏」にもその原義である仏教用語と、転じて対象を「悪」とみなすことで呪詛と同義となった用語があり、「呪詛調伏」(じゅそちょうぶく)と並べられた用法がみられる。「調伏」(デジタル大辞泉)「調伏」(大辞林 第三版)
  2. ^ 現代においてはこれを代行すると称する業者も存在する。『朝日新聞』2009年5月4日、東京版朝刊、26頁。
  3. ^ 【ニュースQ3】見せてはいけない…「わら人形」で脅迫容疑『朝日新聞』朝刊2017年1月31日(社会面)
  4. ^ 『マンガ神道入門〜日本の歴史に生きる八百万の神々〜』(白取春彦著、神保郁夫監修、サンマーク出版
  5. ^ 鈴木一馨『陰陽道―呪術と鬼神の世界』講談社選書メチエ、2002年 ISBN 978-4-06-258244-5


「呪い」の続きの解説一覧

呪詛(じゅそ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:50 UTC 版)

双星の陰陽師」の記事における「呪詛(じゅそ)」の解説

対象に呪を掛ける

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「呪詛(じゅそ)」を含む「双星の陰陽師」の記事については、「双星の陰陽師」の概要を参照ください。


呪詛(カース)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 12:53 UTC 版)

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の記事における「呪詛(カース)」の解説

通常の魔法とは異な「呪い」分類される力。魔法同じく詠唱によって発動し幻影錯乱金縛り痛覚付与など、肉体精神致命的なデメリット引き起こす防御治療には専用魔道具が必要であり、耐異常の発展アビリティでも防御できない強力な力を発現する反面術者代償伴い、この点が魔法との違い

※この「呪詛(カース)」の解説は、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の解説の一部です。
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呪詛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/17 03:00 UTC 版)

井上内親王」の記事における「呪詛」の解説

宝亀3年772年)、井上内親王廃后他戸親王廃太子事件のあった後の11月13日にわかに井上内親王の娘の酒人内親王19歳伊勢斎王卜定されており、この事件酒人内親王斎王卜定連動していた可能性がある。また、井上内親王立后他戸親王立太子尽力したと言われている左大臣藤原永手宝亀2年771年)の2月21日他界して、藤原氏内部における藤原北家から藤原式家への政権移動があったことも注目すべき事柄である。 井上内親王光仁天皇呪詛事件は、山部親王立太子もくろむ藤原良継藤原百川藤原式家一派陰謀とする解釈がある。

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「呪詛」を含む「井上内親王」の記事については、「井上内親王」の概要を参照ください。

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