MACアドレス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/24 06:50 UTC 版)
枯渇の可能性
MACアドレスが有限の符号である以上、理論的には枯渇というものが考えられる。しかし、IPアドレス枯渇問題などで話題になるIPv4と違い、MACアドレスは248=281,474,976,710,656個≒281兆個(IGビット/GLビットを除外すると246=70,368,744,177,664≒70兆個)と多いことなどにより、2012年時点では差し迫った問題にはなっていない。
MACアドレステーブル
L2スイッチなどの通信機器では、通信機器のポートと、そのポートに接続される相手の通信機器のMACアドレスのマッピング情報を「MACアドレステーブル」に保存している。
出典
関連項目
外部リンク
- IEEE OUI検索ページ(英語)
- NICベンダーID一覧 - 非公式なOUIを含む一覧。本文にあるようにIEEEに登録されていないOUIというものが存在する、そのような厄介なベンダ製のNICを調査するためのリスト。
- ^ 日経NETWORK 2006年9月号「ネットワークの基礎 MACアドレス」p.82
- ^ “MACアドレス制限は“効果ゼロ”今さら聞けない「無線LAN認証」の基本【1/4】”. 大塚商会. 2020年8月22日閲覧。
- ^ “iOS 14、iPadOS 14、watchOS 7 でプライベート Wi-Fi アドレスを使う”. Apple サポート (2020年8月13日). 2020年8月22日閲覧。
- ^ “Privacy changes in Android 10 MAC アドレスのランダム化”. Android デベロッパー. 2020年8月22日閲覧。
- ^ “ランダム ハードウェア アドレスを使う理由と方法”. Microsoftサポート. 2020年8月22日閲覧。
- ^ “MACアドレスの再利用は、みんなが思っているよりもはるかに一般的”. Geekなぺーじ (2020年6月16日). 2020年8月22日閲覧。 “RFC 7136では、「製造業者が複数のデバイスに対して同じMACアドレスを割り当てているという報告が頻発している」、とあります。 また、「バーチャルマシンが同じMACアドレスを使い回している」という話も書かれています。RFC 7217では、「MACアドレスの再利用は、みんなが思っているよりもはるかに一般的であることを実世界のデータが示している」、とあります。 さらに、その根拠として、 Derbycon 2012での発表がRFC 7217で紹介されています。”
- 1 MACアドレスとは
- 2 MACアドレスの概要
- 3 概要
- 4 枯渇の可能性
MACアドレスと同じ種類の言葉
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