第10回NHK紅白歌合戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/24 06:52 UTC 版)
当日のステージ・エピソード
- 三橋美智也と三浦洸一のステージでは、オリジナルでは女性コーラスがつくが、男女対抗のコンセプトに触れないために少年ソプラノに差し替えられた。
- 美空ひばりが史上初の3年連続トリ担当となった。
- ザ・ピーナッツが紅白初の兄弟・姉妹同時出場となった。
- 7対4で紅組が優勝した(通算6勝4敗)。
- エンディングでの「蛍の光」は2番も歌われている。
- テレビとラジオで同時中継されたが、ラジオ中継の録音のみ現存しており、テレビ映像は現存しない。これは放送局用の2インチVTRが当時世に出たばかりで機器・テープ共々非常に高価で大型であり、資料として録画・保存するどころではなかったためである。
- 今回使用したマイクロホンは、司会者・歌手用共にRCA-77DX(つや消し塗装のTV Grayタイプ)。
その後
2009年4月29日放送のNHK-FM『今日は一日“戦後歌謡”三昧』の中で全編が再放送された。ただし、音声はモノラルで、ゲストのヨネヤマ・ママコのパントマイムの部分は、音声だけでは何をやっているか判明しないためカットされた。
参考文献
- NHK『テレビ50年 あの日あの時、そして未来へ』(NHKサービスセンター 2003年2月)
- 合田道人『紅白歌合戦の舞台裏』全音楽譜出版社、2012年12月15日。ISBN 978-4-11-880178-0。
外部リンク
- 1 第10回NHK紅白歌合戦とは
- 2 第10回NHK紅白歌合戦の概要
- 3 出演者
- 4 当日のステージ・エピソード
- 第10回NHK紅白歌合戦のページへのリンク