メディアミックスとは? わかりやすく解説

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メディアミックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 07:10 UTC 版)

メディアミックス(media mix)は広告用語で、商品を広告・CMする際に特性の異なる複数のメディアを組み合わせることにより、各メディア間の補完と相乗効果によって認知度を高め購入意向を喚起する手法。また、そこから転じたマーケティング用語で、特に小説映画漫画アニメコンピュータゲームの分野において特定の娯楽商品(商業作品)が一定の市場を持ったり、あるいは持つことが期待されるとき、元の商品から派生した商品を幾種類の娯楽メディアを通して多数製作することでファンサービスと商品販促を拡充する手法を指す[1]


注釈

  1. ^ KADOKAWAスクウェア・エニックスなど。
  2. ^ この場合、実写映画版の方が成功するのが一般的だが、『進撃の巨人』、『ジョジョの奇妙な冒険』、『テラフォーマーズ』などのようにテレビアニメ版の方が成功する例外もある。その戦略のため、『テルマエ・ロマエ』のテレビアニメ版は実写映画版を意識した作風で、当初から全3話と短話の構成だった。
  3. ^ ゆるキャン△』(テレビドラマ版は「COMIC FUZ」に名義変更)など。
  4. ^ 例:サンライズ矢立肇東映アニメーション東堂いづみ東映八手三郎など。
  5. ^ 姉妹提携局のKNNが製作に関与しており、釜山の屋外シーンは大韓民国慶尚南道陜川郡にある陜川映像テーマパーク内に存在する日本統治時代の朝鮮を再現した区画を利用した。
  6. ^ 1990年代からTNCの番組に多数出演し、東京に進出した後の博多華丸主演ゴリけん脇役で出演
  7. ^ 放送当時コナミグループだったタカラも含む
  8. ^ パチンコ部門における他の提携先は京楽産業.
  9. ^ 1作前のFC版『女神転生II』のみ雪だるまをそのまま悪魔化したものだったが、『旧約』の女神転生IIは現行の姿に変更された。
  10. ^ シリーズ展開は1989年の『ゴジラvsビオランテ』からであり、昭和後期の人類の味方寄りになってしまったゴジラを人類としての悪の存在というこのシリーズの原点に戻した。この作品以降のグループは海外では基本的に東宝が自ら手掛けたビデオスルーであった。
  11. ^ 3DCGを副次的に利用した手書きグラフィックアニメは前年に製作された青年漫画原作作品である『頭文字D』のテレビアニメ版がその先駆け。
  12. ^ 当初の競技用ミニ四駆は、タミヤのRCカーを“Jr.”と後付けしたものしかなかったが、この作品のマシンである「エンペラー」が初のRCカーを基としない競技用ミニ四駆でもあった。
  13. ^ 独立雑誌コード引き継ぎ・関連作品移籍など
  14. ^ 2015年5月31日に1st Live、2016年8月21日に2nd Live、2017年1月15日に2.5 Live、2017年4月22日-23日に3rd Liveが開催された。
  15. ^ プロジェクトの企画・原作をした茂木伸太郎は、プロジェクトの総監督、楽曲展開の総合音楽プロデューサー、ほぼすべての楽曲の作詞、一部楽曲の作曲、ライブの構成・演出を務めている。アニメMVでは脚本・絵コンテ・音響監督・監督を兼任した[35]
  16. ^ ただし、プロモーションビデオのみ。

出典

  1. ^ メディアミックス”. コトバンク. ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典. 朝日新聞社, VOYAGE GROUP. 2019年2月27日閲覧。
  2. ^ IP(知的財産)ビジネスとは?新しいビジネスチャンス到来”. 株式会社ベーシック. 2020年12月17日閲覧。
  3. ^ 【ソシャゲ用語】IPもの/IPコンテンツ”. 2020年12月17日閲覧。
  4. ^ a b c d 濱口英樹. “昭和(52)年 『古い邦画の枠組みを鮮やかに破壊した 角川映画第二弾 日本でもハリウッド並みの大作が作れることを証明した!』”. 昭和40年男 (クレタパブリッシング) (2016年4月号vol.36): 102–107. 
  5. ^ a b 岡田茂東映会長・奥山融松竹社長・松岡功東宝会長「今年は『日本映画復興』元年だ」『月刊経営塾』1998年1月号、株式会社経営塾、120-125頁。 
  6. ^ a b c d 筒井清忠加藤幹郎『時代劇映画とはなにか ニュー・フィルム・スタディーズ』人文書院、1997年、31-32頁。ISBN 978-4409100080 
  7. ^ a b 『最後の角川春樹』、2021年11月発行、伊藤彰彦、毎日新聞出版、P111
  8. ^ 高木教典/初山有恒「自壊の中の日本映画・その2 『腐敗映画を生む経済機構―五社"転落"の過程』/自壊の中の日本映画・その3 『エロとヤクザと観客 ―東映独走のかげに』」『朝日ジャーナル』1969年3月30日号、朝日新聞社、17 - 26頁。 「映画界東西南北談議情報 日本映画界の沈滞を破る独立プロの活躍」『映画時報』1969年4月号、映画時報社、29 - 31頁。 「邦画五社の下半期業績展望」『映画時報』1969年6月号、映画時報社、28 - 29頁。 “脱映画へまっしぐら〉上〈映画各社の現状まずボウリング資産を生かし多角経営”. 読売新聞夕刊 (読売新聞社): p. 8. (1971年11月8日) 「日本映画界の巻返しと前進 各社各社各様の経営戦略を探る」『映画時報』1973年4月号、映画時報社、12頁。 「東映・岡田茂会長インタビュー 『儂に残された仕事はこれなんだよ』」『映画時報』1994年7月号、映画時報社、27頁。 河合基吉「五島東急軍団、岡田東映が16年振りに復縁 実力社長同士の『信頼』から生まれた『兄弟仁義』の一部始終」『経済界』1980年3月21日号、経済界、18 - 21頁。 朝日新聞「ウイークエンド経済」編集部 編「時代の流れについていく感覚とは義理と人情 東映会長岡田茂」『私の「経営」説法 ―ビジネス戦記 8人のトップが語る「マネジメントの要諦」』プレジデント社、1995年、47-48頁。ISBN 4833415917 
  9. ^ 竹入栄二郎「映画40年全記録」『キネマ旬報増刊』1986年2月13日号、キネマ旬報社、15頁。 岡田茂『クロニクル東映 1947 - 1991』 2巻、東映、1992年、52-59頁。 東映株式会社総務部社史編纂 編『東映の軌跡』東映株式会社、2016年、288頁。 沿革”. 東映. 2019年1月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月18日閲覧。数字で見る東映”. 東映. 2020年3月28日閲覧。「儲かるものなら何でもやる!! 岡田社長、東映の企業体系を語る」『映画時報』1972年10月号、映画時報社、19頁。 「匿名座談会 ヘンシンを余儀なくされる映画産業の構造 ゴルフ場経営まで 総合レジャー産業に発展 儲かるものなら何でもの岡田方式 映像中心にあらゆる職種に進出」『映画時報』1972年11月号、映画時報社、7 - 9頁。 「首脳陣初のことば 岡田社長今年度の経営方針を語る 経営三原則で第三期黄金時代へ始動」『映画時報』1973年2月号、映画時報社、12 - 13頁。 “四八年度経営方針 東映社長岡田茂”. 週刊映画ニュース (全国映画館新聞社): p. 2. (1973年1月13日) 「東映にできた『何でもやる課』」『週刊新潮』1972年6月3日号、新潮社、13頁。 「News Makers 焼き肉屋まで手を伸ばす"東映商法"」『週刊ポスト』1972年9月22日号、小学館、32頁。  「映画街」『シナリオ』1973年4月号、日本シナリオ作家協会、86頁。 “東映傍系に東盛商事を設立 定款変更の現れ 既に積極化”. 週刊映画ニュース (全国映画館新聞社): p. 4. (1972年11月11日) 「観客の目『トルコ風呂』も口に出す躍進する東映グループ」『週刊文春』1972年3月27日号、文藝春秋、24頁。 「森川宗弘インタビュー ボウリング場始末記 ゲスト 東映(株)代表取締役社長岡田茂」『月刊レジャー産業資料』1974年10月号、エコセン、160 - 166頁。 文化通信社 編『映画界のドン 岡田茂の活動屋人生』ヤマハミュージックメディア、2012年、12-36,74-81頁。ISBN 978-4-636-88519-4 
  10. ^ a b c 岡田茂(代表取締役社長)・福中脩(国際部長代理)・布施建(教育映画部企画部長)・矢沢昭夫(人事部次長)・今井均(宣伝部宣伝課長代理)・青木洋一(コンピューター部課長代理)「―今月のことば― "東映NN計画"(東映全国事業網拡大計画)/東映NN計画 "おはようございます"社長」『社内報とうえい』1973年2月号 No.172、東映株式会社、2-11頁。 渡邊亮徳 (取締役テレビ事業部兼テレビ企画営業部長、テレビ関連事業室長)・飯島敬(テレビ関連事業室課長)・泊懋(テレビ企画営業部次長)・渡辺洋一(テレビ企画営業部次長兼テレビ関連事業室次長)「テレビ事業部" もーれつでいこう"」『社内報とうえい』1973年2月号 No.172、東映株式会社、12-16頁。 「《東映グループの動き》 五月三〇日に創刊した劇画雑誌『コミック&コミック』(前号既報)の売れ行きについて―」『社内報とうえい』1973年6月号 No.176、東映株式会社、12頁。 “東映傍系にKKタバック設立 テレビ事業部新設室と人事”. 週刊映画ニュース (全国映画館新聞社): p. 4. (1973年2月10日) 
  11. ^ 岡田茂『波瀾万丈の映画人生 岡田茂自伝』角川書店、2004年、224頁。ISBN 4048838717 本橋信宏『新橋アンダーグラウンド』駒草出版 ダンク出版事業部、2017年、129頁。ISBN 9784905447863 
  12. ^ a b c d 大塚英志『二階の住人とその時代-転形期のサブカルチャー私史』星海社、2016年、80-83頁。ISBN 9784061385849 
  13. ^ a b c 杉作J太郎植地毅『東映ピンキー・バイオレンス浪漫アルバム』徳間書店、1999年、105-106,247頁。ISBN 4198610169 
  14. ^ a b 鈴木則文『東映ゲリラ戦記』筑摩書房、2012年、129頁。ISBN 9784480818386 
  15. ^ 佐々木崇夫(元テレビランド編集長)『三流週刊誌編集部』バジリコ、2006年、297-298頁。ISBN 4901784994 鈴木敏夫『人生は単なる空騒ぎ―言葉の魔法―』角川書店、2017年、59頁。ISBN 9784041061886 湯婆婆が“人生&恋愛の悩み”に助言をくれる!「鈴木敏夫とジブリ展」
  16. ^ a b c d e f #中川P52-53、75、92
  17. ^ #東宝特撮P192-195
  18. ^ a b #キネ旬19792P245-253「特別対談 大林宣彦×大森一樹」
  19. ^ #シネ1978P138
  20. ^ くらしと保険 WEB.03 私の元素 大林宣彦さん
  21. ^ 大林 宣彦さん 映画作家 | 「介護110番」総合案内
  22. ^ #田山P198-213
  23. ^ #30年史P80-81
  24. ^ #監督全集P71-72
  25. ^ #ゆめP14-15
  26. ^ 渡辺支配人のおしゃべりシネマ館大林宣彦監督「時をかける少女」 Archived 2014年7月14日, at the Wayback Machine.、転校生@ぴあ映画生活 - ぴあ映画生活 - チケットぴあ
  27. ^ 採用の背景”. 株式会社ポケモン. 2011年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年10月27日閲覧。
  28. ^ “【進化するコンテンツ産業】(番外編)コンテンツ成長力 ポケモンが最高”. 産経新聞. (2009年8月13日). オリジナルの2010年11月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20101128051346/http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090813/biz0908131854015-n1.htm 
  29. ^ あかほりさとる氏が語る、メディアミックス黎明期 (1/4)
  30. ^ 硬梨菜のツイート(1280426736493096960)
  31. ^ 硬梨菜のツイート(1280472319136169985)
  32. ^ なろう作品『シャンフロ』マガジンで連載開始 PV公開でナレーションは佐倉綾音”. オリコンニュース. オリコン (2020年7月7日). 2021年9月15日閲覧。
  33. ^ http://www.donuts.ne.jp/products/t7s/
  34. ^ この作品が、あなた自身に寄り添う物語になればうれしい。『t7s Longing for summer Again And Again ~ハルカゼ~』茂木伸太郎1万字ロングインタビュ
  35. ^ インタビューでのプロフィールを参照
  36. ^ 第38回 TCGカンパニーからIPデベロッパーへ|木谷高明の視点|株式会社ブシロード
  37. ^ ブシロード:有価証券届出書(新規公開時) (有価証券報告書) :日経会社情報DIGITAL:日本経済新聞” (2019年6月24日). 2019年7月16日閲覧。


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