吐噶喇列島とは? わかりやすく解説

吐噶喇列島

(トカラ列島 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/24 04:50 UTC 版)

吐噶喇列島とかられっとうは、南西諸島のうち、鹿児島県側の薩南諸島に属する島嶼群。行政区域は全島が鹿児島県鹿児島郡十島村である。天気予報など気象の地域区分としては、南側にある奄美群島と共に奄美地方の一部(北部)として扱われる。




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吐噶喇列島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 08:40 UTC 版)

南西諸島」の記事における「吐噶喇列島」の解説

吐噶喇列島は鹿児島県十島村帰属する島嶼群である。全長約320kmに及び、琉球弧内弧の火山島列をなす霧島火山帯含まれその内硫黄島竹島からトカラ列島経て沖縄県最北端硫黄鳥島までをトカラ火山島といわれるトカラ列島第四紀形成した新期火山島列と、第三紀噴火し火山地形原型留めていない旧期火山島列に大別される。旧期火山島列は新期火山島列よりも大陸側位置する。 旧期火山列安山岩質の火山島構成されるが、中には宝島小宝島のようにサンゴ礁由来地形発達している島もある。臥蛇島平島は島の一部を囲む急で険し断崖もあれば、平坦緩やかな傾斜面有する場所も存在する。また宝島小宝島は約2,500年前に発生した大地震による隆起運動認められ宝島は約3m小宝島最大8m上昇したことが判明した霧島火山帯という活発な火山帯トカラ構造海峡沖縄トラフ拡大等と多く要因挙げられる新期火山列属す火山島海面下約500m海底から山体成し海抜979mの御岳を持つ中之島海底からの比高が約1,500m達する。口之島は2箇所カルデラ分布しその内比較新しく形成されカルデラ内に3つの中央火口丘存在する。このカルデラは島南東部位置し長径2.5kmの楕円形有し外輪山原型保っている。中央火口丘はいずれ溶岩ドームで、その一つの燃岳には噴気活動見受けられる諏訪之瀬島は、霧島火山帯桜島とともに非常に活発な火山活動を行う。過去200年間で少なくとも8回の噴火認められスコリア溶岩大量に噴出している。1813年頃(文化年間)にスコリア集落地に厚さ50cm以上堆積し当時住民島外への避難余儀なくされた。

※この「吐噶喇列島」の解説は、「南西諸島」の解説の一部です。
「吐噶喇列島」を含む「南西諸島」の記事については、「南西諸島」の概要を参照ください。

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