連聲とは? わかりやすく解説

れん‐じょう〔‐ジヤウ〕【連声】

読み方:れんじょう

《(梵)sandhisadhi)の訳》二つの語が連接するときに生じ音変化の一。前の音節末尾の子音が、あとの音節の頭母音(または半母音母音)と合して別の音節形成すること。「三位(さんい)」を「さんみ」、「因縁いんえん)」を「いんねん」、「今日こんにち)は」を「こんにった」という類。


連声

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/02 00:58 UTC 版)

連声(れんじょう)とは、日本語連音の一種。2つの漢字からなる語の一番目の字が子音で終わり、かつ二番目の字がア行(母音)・ヤ・ラ・ワ行(半母音)であるときに、それがタ・ナ・マ行に変化する現象をさす。長子音化の一種である。




「連声」の続きの解説一覧

連声

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 09:49 UTC 版)

カンナダ語」の記事における「連声」の解説

カンナダ語発音表記においては、連声と呼ばれる現象起きる。連声とは、語と語、または語と接辞などが連続する場合の、発音とその表記変化のことである。連声はインド諸言語見られる現象である。

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連声

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 14:37 UTC 版)

サンスクリット」の記事における「連声」の解説

連声(連音sandhi)はサンスクリット大きな特徴で、2つ形態素並んだときに起き音変化のことである。連音変化自体はほかの言語にも見られるものだが、サンスクリットでは変化規則的に起きることと、変化した後の形で表記されることに特徴があり、連声の起きた後の形から元の形に戻さなければ辞書を引くこともできない単語間の連声を外連声、語幹(または語根)と語尾の間の連声を内連声と言う両者共通する部分もあるが、違い大きい。 外連声の例として、a語幹名詞単数主格語尾である -aḥ の例をあげる。 無声子音後続するとき、硬口蓋音の前では -aś、そり舌音の前では -aṣ、歯音の前で -as に変化するそれ以外は -aḥ のまま。 有声子音後続するときには -o に変化する。 a 以外の母音後続するときには -a に変化する。 a が後続するときには後続母音融合して -o に変化する

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「連声」を含む「サンスクリット」の記事については、「サンスクリット」の概要を参照ください。

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連声

出典:『Wiktionary』 (2021/12/07 12:20 UTC 版)

この単語漢字
れん
第四学年
しょう > じょう
第二学年
音読み 呉音

発音

名詞

(れんじょう)

  1. (音韻論) 二つ連続する際に生じ音変化一つで、一番目音節末尾子音二番目音節の頭母音とが合わさって別の音節変化すること。

「 連声」の例文・使い方・用例・文例

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