測量船
測量艦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 16:04 UTC 版)
1935年(昭和10年)に「満州」の測量器材を引き継いで測量用に改造された。この時に後部マストを三脚(測量艇揚卸用デリック装備)に変更した。公式図によると主砲前部2門は8cm砲に換装、後部1門は撤去され羅針儀が設置された。「写真日本の軍艦第14巻」では『そのさい備砲は三年式8センチ高角砲に換装された』としている(高角砲の門数の記載は無い)。1942年に撮影された写真では8cm高角砲3門(前部2門、後部1門)が搭載されている。 1944年(昭和19年)9月の沈没時の兵装は8cm高角砲3門、7.7mm機銃5挺、爆雷となっている。その他逆探の装備が確認される。また搭載艇はカッター2隻、内火艇1隻、筏2隻も搭載していた。測量艇は任務に応じて搭載しており、沈没時は4隻を搭載していた。なお、1944年9月の戦時日誌には水偵による直衛任務の記載もある。
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