測量法の定める経緯度・原点方位角
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 09:01 UTC 版)
「日本経緯度原点」の記事における「測量法の定める経緯度・原点方位角」の解説
測量法施行令により、東京都港区麻布台二丁目18番1地内にある日本経緯度原点金属標の十字の交点」と定められている(第2条第1項第1号)。基準数値は以下のように定められている(第2条第1項第2号)。 経度:東経139度44分28秒8869 緯度:北緯35度39分29秒1572 原点方位角:32度20分46秒209(前号の地点において真北を基準として右回りに測定した茨城県つくば市北郷一番地内つくば超長基線電波干渉計観測点金属標の十字の交点の方位角) 以上の数値は2001年の測量法改正で採用された世界測地系にのっとり、最新の宇宙測地技術を用いて測定したものを、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響により定義し直したものである(後述)。 原点方位角(原方位ともいう。)とは、要するに「真北はどちらか」の基準になるものであって、日本経緯度原点と国土地理院敷地内の「つくば超長基線電波干渉計観測点金属標の十字の交点」との方位関係を定めるものである(第2条第1項第2号)。
※この「測量法の定める経緯度・原点方位角」の解説は、「日本経緯度原点」の解説の一部です。
「測量法の定める経緯度・原点方位角」を含む「日本経緯度原点」の記事については、「日本経緯度原点」の概要を参照ください。
- 測量法の定める経緯度・原点方位角のページへのリンク