コア‐ネットワーク【core network】
読み方:こあねっとわーく
コア・ネットワーク
コアネットワーク
【英】core network, backbone
コアネットワークとは、ネットワークが通信の中枢として用いる大容量の通信回線のことである。コアネットワーク(backbone)とは「背骨」の意味で、通信を行う際に最も重要となる、いわば回線網の屋台骨であるといえる。
コアネットワークは、主にインターネットサービスプロバイダー(ISP)が他のISPと接続する接続拠点などが相当する。ISPのサーバーのような通信容量に耐えることができるように、コアネットワークには光ファイバー回線が採用されている場合が多い。ISPの接続拠点のような大規模なものでなくても、例えば大学内のネットワークで主要な回線の役割りを果たしている通信回線回線などを指してコアネットワークと呼ぶ場合もある。
レンタルサーバ業者などは多くの場合、レンタルサーバー選定の1つの目安として、自社で使用している基幹回線の通信許容量を公開している。インターネットの普及とコンテンツのリッチ化に伴って通信容量は常に増大しているため、各所のコアネットワークはひんぱんに強化されている。
参照リンク
バックボーンとは? (レンタルサーバー比較.JP)
コアネットワーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/20 13:29 UTC 版)
「Universal Mobile Telecommunications System」の記事における「コアネットワーク」の解説
Mobile Application Part と共に、UMTSはGSM/EDGEと同じコアネットワーク規格を採用している。そのため、既存のGSM運用業者の移行が容易になっている。ただし、UMTSへの移行にはコストがかかる。コア基盤のほとんどはGSMと共通だが、新規周波数帯のライセンス取得などにコストがかかる。 コアネットワーク (CN) はインターネットやISDNなどの各種バックボーンネットワークに接続可能である。UMTS(とGERAN)はOSI参照モデルの下位3層を含んでいる。ネットワーク層(OSI第3層)には Radio Resource Management (RRM) プロトコルがあり、携帯電話と固定電話間の通話などを管理している。
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